京都校1 ページ13
家入さんと別れた後思った。
あれ?虎杖くんって領域展開についてもう知ってんのかな??
時系列がはっきり言ってよく分からないけどとりあえずはまだ吉野くんの任務、幼魚と逆罰編には入っていないだろう。でもなぁ、五条先生の用事って漏瑚との戦闘のやつだったのかな??
うーん…もういいや寝よう。
──
次の日、どうやらその判断は当たりだったらしい。
今真希さんが一年ズ二人をパシッた。なるほど京都校の人達が来るのはこの日だったか。
勝手に納得している私のそばでパンダと真希さんが会話を続ける。
「大丈夫か?」
「三歳児じゃねーんだ、お遣い位できんだろ」
「いやそうじゃなくて。今日だろ、京都校の学長が来んの、交流会の打ち合わせ」
「!」
バチバチ上層部のことやら京都校の生徒達のことやら色々懸念するべきことはあるかもしれない。
まあ楽巌寺学長はなぁ…うーん。
それでも虎杖くんが危険なことには変わりないしなぁ…まあ死んでないけどなぁ…
「…来てるって言うのか、真依が」
「憶測だよ、打ち合わせに生徒は関係ないからな。でもなぁ…あいつら嫌がらせ大好きじゃん」
ごめん真依ちゃん来てるんだったらちょっと会いたいなと思ってしまった。いいじゃん真依ちゃんかわいいんだよ
たださすがに交流会前に、一年ズに大きな怪我させる訳にはいかないため様子だけは見に行ってみることにした。
「そーだな…Aは俺らと一緒に多分来てるはずの東堂の足止めしとこうぜ」
「あぁ?Aそっちに連れてくのかよ」
「いーだろ別に」
「いくら、明太子!」
「…ったく…Aに怪我させんなよ。あと!A自身も気をつけろよ」
「はーい!」
それはつまり術式を使うにしてもストックの糸の量だけにしておけよという意味だろう。さらに深く考えればそんなになるまで戦うなということだ。
真希さんの心配が身に染みる。野薔薇ちゃんに言ったみたくここじゃ勝っても負けても貧乏くじだからかもしれないけど。
するとボカーンだかドカーンだかまあ激しい戦闘が予想される音が聞こえてきた。あららおっぱじめちゃったみたいだ。
「やばいやばい!棘、A急ぐぞ!」
「しゃけ!」
「はいよー!」
そして音の発生源と思われる方に三人(二人と一匹)で走っていく。たどり着いた時には今にも噛みつかんとする勢いの東堂が、強大な殺意の篭った呪いを伏黒くんに叩きつけんとするところだった。
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蘆花(プロフ) - MR サナリアさん» 癒しになりましたか!良かったです!!全然今リクエストは受付中なのであったらお待ちしてますね!いつもコメント嬉しいです! (5月4日 12時) (レス) id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
蘆花(プロフ) - すずかさん» ご期待に添えたみたいで良かったです〜!私も書いててめちゃくちゃ癒されました…!ありがたいリクエストでマジでありがとうです(?) (5月4日 12時) (レス) @page46 id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
MR サナリア(プロフ) - ページ46.癒しをありがとう… (5月4日 11時) (レス) @page46 id: bd9c6547a2 (このIDを非表示/違反報告)
すずか(プロフ) - ぬわぁぁぁ可愛い!!!😇リクエストこたえてくれてありがとうございます!! (5月4日 9時) (レス) @page46 id: b61b0297d7 (このIDを非表示/違反報告)
蘆花(プロフ) - すずかさん» 初コメありがとうございます!何それ可愛い…癒される…!本編と比べると平和すぎ〜…! (5月3日 17時) (レス) id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蘆花 | 作成日時:2024年4月14日 22時