悲しくて痛い ページ7
「それは光栄だなぁ…うーんとある武器商人の話とかどう？」
「またアニメ？」
「そうだよッ！！美人なお姉さんと無表情の可愛い男の子が旅する素敵な話！！」
「美人って…Aちゃんアニメの話してるとき女性のキャラクター全員美人って言ってない？」
「そりゃ全員女の人は美人だから仕方ないね。でも今回のアニメのお姉さんはね！」
ここでパチンと指を鳴らす。そしてもったいつけて言う。
「五条先生と髪色とかそっくりなんだよ…？」
「…でも五条先生に似てても顔わかんないよ、あの人の…」
「…あ」
やべっしまった！！！乙骨くんたちまだ五条先生の素顔知らないじゃん！！ヤバい変なこと言っちゃったよ！スルー！スルーして乙骨くん！
くそ、オタクなら全員知ってる五条先生の素顔と思ってたから不覚だった…！！
「あー…想像だようん、五条先生顔整ってそうじゃない？唇プルっプルだしさ、ね」
「え、そう、なんだね？」
もう最悪。なんてこったい全くもう。やらかしちゃった
しょぼーんとしているのが乙骨くんにもわかったのかあわあわとしている。ごめんて乙骨くん…
「あはは…えーとさ、ねぇ憂太くん、タコパさ楽しかった？」
「え？…うん…楽しかった、僕同級生とあんなことしたことないから。Aちゃんとはした記憶あるけどあんな大人数は初めてだったし」
「じゃあさじゃあさ！またやろうよタコパでもなんでもいいからさ！」
「いいの、かな」
「いいに決まってるよ！それに憂太くんが楽しいならそれで私は嬉しいし！」
「ぅ…」
乙骨くんが少し下を向いてしまった。なるほど私は調子に乗りすぎたらしい。なんか今日ずっと乙骨くんに謝ってない？ごめんね乙骨くん！そろそろ夏油くるから退散します！！
「憂太くん、それじゃっ！部屋戻って私はアニメの続き見てくる！」
「ええっ！？そんな気になるところで！！…わかったよ、また後でね」
───
パタパタと教室から出て廊下を歩く私。
これからの展開をぼんやりと思い出す。
帳が下ろされたら確実に真希さんは夏油のところに行く。私が行ったところで真希さんと比べたら身体能力の差がありすぎて追いつくことなんて出来ない。
非常に心苦しいけど、私は真希さんをまず見殺しにしなければ行けない。多分私がいることによって狗巻くん達が到着する時間も少し遅れるだろうし。
そう思って窓の外を見る。
そして予想通り、空は闇に包まれていく。
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蘆花(プロフ) - お蕎麦さん» やァァ！！レスが遅くなって申し訳ないです！初コメありがとうございます！！続編決まったので頑張らさせていただきますね！ (4月18日 23時) (
レス) id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
お蕎麦(プロフ) - 初コメ失礼します！！一気みしてしまいました、、2からの3などはどうでしょう、、！！どちらも見たいです！！欲張りですみません！！！ (4月11日 21時) (レス) @page36 id: 38dca48b3e (このIDを非表示/違反報告)
翡翠ユキ(パイプを許すな)(プロフ) - �△鮓�てから��を見る...欲張りすぎですかね... (4月11日 20時) (レス) @page36 id: 785e1889ff (このIDを非表示/違反報告)
千菜(プロフ) - 完結おめでとうございます！�△盡�たいですし��も捨てがたい……！！ (4月11日 19時) (レス) @page36 id: 4f425976bb (このIDを非表示/違反報告)
蘆花(プロフ) - なっしーさん» 初コメありがとうございます！オタクはみんな語彙力が豊富ですからね…(？)ラストまでお楽しみください！ (4月10日 22時) (レス) id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘆花 | 作成日時：2024年4月4日 21時
