嬉しくて痛い ページ6
真希さんは悔しそうに話した。
そんな風に思う必要全くないのに。
あそこで私が強く出れたのは重ねてる奴がいるからという全く根拠はないけどそういう自信があったからに過ぎない。
でもそれを話したところで真希さんは自分を認めないだろう。
それでも私があのとき真希さんの手に暖かみを感じて、安心したのは事実。だから無理やりにでもお礼は受けとってもらうぜ真希さんよぉ！！
「…でもね真希ちゃん、あのとき、私が安心したのは本当だよ。それがどんな思いで、どんな気持ちで握ったとしても私には関係ないよ」
「A…」
「だって大事なのは人にどう思われるかじゃないんだよ、人をどう思うかなんだもん」
とあるキャラの名言をパクリました。
ごめんなさいって！！こんなところで自分の気持ちで伝えられない私が何言ってんだって感じかもしれないけど許して使ってみたかったの！！
「真希ちゃんに私はスゴく感謝してる。ここに来てから唯一の女友達だしね！本当に真希ちゃんのことが私は大事なんだよ、それで真希ちゃんだから私は好きなの」
「ッ…わかったよ、どういたしまして。コレでいいか？」
「うん！」
呆れたように真希さんは笑って「そんじゃ部屋もどるわ」と言って言ってしまった。
夏油襲来が思ったより遅い。私がいるせいかな。だったら好都合、教室に行って乙骨くんとも話してしまおう！
教室の前まで戻ってガラリと開ける。中には真希さんが来る前の体制でボーッとしている乙骨くんが。
私は後ろのドアからこっそり入ったのでバレていないはずだ。二年生になった乙骨くんにはこんなこと出来ないだろうから今やってやるぜっ！
「憂太くん！」
「な、Aちゃんッ！？え、どうして後ろにッ…ていうかなんで後ろから抱きついてきてるの！？」
ノルマ達成…もう私に悔いなどない…抱きつきたかったんだよ…天に召されよ。
「Aちゃん！ちょっとー！？」
乙骨くんに呼びかけられ続ける。どうやらまだ天に召されてはいけないらしい。仕方ねぇ返事をしなければ。
「はいはい憂太くんは寂しがり屋ですねーお姉さんが話聞いてあげますよー」
「どういうキャラなの…でもありがとう、お話してくれるんだね」
あ、罪悪感が半端ない。ごめんって乙骨くん
「ねね話すことってなんでもいい？くっだらない事でもいい？」
「くっだらないことでもいいよ、僕、Aちゃんの話聞くの好きなんだ」
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蘆花(プロフ) - お蕎麦さん» やァァ！！レスが遅くなって申し訳ないです！初コメありがとうございます！！続編決まったので頑張らさせていただきますね！ (4月18日 23時) (
レス) id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
お蕎麦(プロフ) - 初コメ失礼します！！一気みしてしまいました、、2からの3などはどうでしょう、、！！どちらも見たいです！！欲張りですみません！！！ (4月11日 21時) (レス) @page36 id: 38dca48b3e (このIDを非表示/違反報告)
翡翠ユキ(パイプを許すな)(プロフ) - �△鮓�てから��を見る...欲張りすぎですかね... (4月11日 20時) (レス) @page36 id: 785e1889ff (このIDを非表示/違反報告)
千菜(プロフ) - 完結おめでとうございます！�△盡�たいですし��も捨てがたい……！！ (4月11日 19時) (レス) @page36 id: 4f425976bb (このIDを非表示/違反報告)
蘆花(プロフ) - なっしーさん» 初コメありがとうございます！オタクはみんな語彙力が豊富ですからね…(？)ラストまでお楽しみください！ (4月10日 22時) (レス) id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘆花 | 作成日時：2024年4月4日 21時
