美しすぎて痛い！！ ページ25
「落ち着け。全員、今の憂太より元気だ」
「俺の腕は三人と違って後でどうにでもなるしな」
「中身綿だもんね！憂太くん助けてくれて本当にありがとう！」
「しゃけしゃけ」
乙骨くんがホッと息を大きく吐いた。
そうだ、里香ちゃんのことを思い出したって伝えないと。
そう思った途端私の耳には少し高い、可愛い女の子の声が聞こえた。
『…憂太』
あれ？私って里香ちゃんが乙骨くんに話しかける声聞こえてたっけ？と思い、純愛砲を放ったため目が開いたままの里香ちゃんを見つめる。
「…ごめんね、里香ちゃん。待たせたね」
乙骨くんがゆらりと立ち上がり里香ちゃんの方へと向かって行く。覚悟を決めた顔だ。
「どーした？憂太」
歩き始めた乙骨くんの背中にパンダが声をかける。そりゃ急に待たせたね…とか言って里香ちゃんのほうに向かったらどしたの？とはなるよね。
乙骨くんの肩がギクリと跳ねた。
バレて困るのならバレないようにすりゃいいのにと思ったがさすがに言わないでおく。それは最低すぎ。
あれ最近私最低なこと思いすぎじゃね？？
「…えーっと… 力を貸してもらうかわりに、里香ちゃんと同じところに逝く約束をですね…」
「はぁ！？」
「お前、それ死ぬってことじゃねーか！何考えてんだ、バカ！」
全員が激おこプンプン丸状態。なつかし
そりゃ怒るよ乙骨くん…意味を変えれば私たちを助けたから死んだとも取れちゃうし。そんなの絶対、特に真希さんは受け入れないだろう。
「ねぇ憂太くん…」
「あ…ごめんね、Aちゃん」
結末を知っているとはいえ曲がりなりにも幼なじみだった私が今の乙骨くんに何も言わないわけにはいかない。里香ちゃんのことだけでも伝えようとしたが…謝られてしまった。そんなことする必要ないのに
「えっ──」
突如、里香ちゃんの身体が崩れ落ちた。
いや倒れ込んだとかじゃなくてね、あの怨霊みたいなスゴい呪いが風に舞って散っていったのよ。
「──里香ちゃん？」
さらっさらの黒髪に、夏物のワンピース。美しく整っている顔立ちに、さらには口元のほくろ。
紛れもない、あの頃の里香ちゃん。
そう！！最高に可愛いめちゃカワな里香ちゃん！！
ヤバい夢で見た時より可愛すぎる天に召されるヤバい。あとなんなの口元のほくろって、オマケがスゴすぎる整った顔にそれはダメでしょう！！
いや語彙力なさすぎ。
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蘆花(プロフ) - お蕎麦さん» やァァ！！レスが遅くなって申し訳ないです！初コメありがとうございます！！続編決まったので頑張らさせていただきますね！ (4月18日 23時) (
レス) id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
お蕎麦(プロフ) - 初コメ失礼します！！一気みしてしまいました、、2からの3などはどうでしょう、、！！どちらも見たいです！！欲張りですみません！！！ (4月11日 21時) (レス) @page36 id: 38dca48b3e (このIDを非表示/違反報告)
翡翠ユキ(パイプを許すな)(プロフ) - �△鮓�てから��を見る...欲張りすぎですかね... (4月11日 20時) (レス) @page36 id: 785e1889ff (このIDを非表示/違反報告)
千菜(プロフ) - 完結おめでとうございます！�△盡�たいですし��も捨てがたい……！！ (4月11日 19時) (レス) @page36 id: 4f425976bb (このIDを非表示/違反報告)
蘆花(プロフ) - なっしーさん» 初コメありがとうございます！オタクはみんな語彙力が豊富ですからね…(？)ラストまでお楽しみください！ (4月10日 22時) (レス) id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘆花 | 作成日時：2024年4月4日 21時
