我慢 ページ4
「昼ごはん食べたら私を探して」
僕の耳元でそう言って出ていったA
レイはかなりキレている様だったが今の自分にはそんなことどうでもよかった。
もしかしたら、僕にもしてくれるんじゃないかって言う変な期待があったから…
昼ごはんを食べAを探した。
『あ！エマ、Aどこにいるかしらない？』
「さっき赤ちゃんの面倒見てたから…」
エマの話を最後まで聞かず赤ちゃんたちがいる部屋へ走って向かった
ｶﾞﾁｬ
『はぁ、はぁ、』
目の前には泣いている赤ちゃんをあやすAがいた
「ノーマン」
さっきAの部屋で呼んだときと同じく優しい声に包まれる
『A…』
いつの間にか泣いていた赤ちゃんは寝ていた
赤ちゃんをそっとベビーベッドに寝かし椅子に座るAは僕を手招きする
それに従ってAの隣に座った
『レ、レイとはいつからあんなことしてたの…？』
そう尋ねるとAは少しうつ向き苦笑いした
「私が6歳で、レイが4歳の頃から。でも最初はほっぺとかおでことか…小さい子がやる可愛いキスだったんだけど……」
いつも口数の少ないAがこんなに話すなんてしらなくて少しビックリした。
『……………だけど？』
「レイがどんどん男の人って感じになってきて……でも私の前だと子犬みたいだから…。いじめたくなるっていうか…照れてる顔が可愛いから、それで………どんどん触れるだけのキスあぁやって…」
ママやクローネ達と同じ服を来ているA。スカートの部分を少し握って辛そうな顔をしてうつ向いている。
『そう…だったんだね。Aはレイのことが好きなの？』
知りたくもないことを聞いてしまう
「大好きだよ。」
『それは家族として？それとも……一人の男の子として？』
また聞きたくもないことを………
「家族としてだよ」
『へ……？』
「男の子として好きな人はいる。でもレイではないから…」
『誰…？その、男の子として好きな人って。』
レイでないならドンしか思い付かない。たまにドンと笑いあっているのを見るしあの笑顔は僕や他の子達には見せないものだから…
「ノーマンには誤解されたくないから話したんだけどな………」
少し残念な顔をして僕を見つめるA。
ノーマンには…
僕には……？
続く
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みくちゃむ - 好きです(鼻血 面白いです！更新頑張ってください！ 待ってまーす！！ (2019年4月6日 13時) (
レス) id: 372cc8bfa3 (このIDを非表示/違反報告)
ガールガール - 声にならない叫びがーーーーーーーーーーーーーーー！面白すぎです！更新お願いします！ (2019年4月3日 15時) (レス) id: 4b6999800d (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン(プロフ) - つ・・・・続きを・・・・くだ、さい・・・（バタン） (2019年4月3日 9時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)
レイーマン - ドラゴンさん» ありがとうございます！頑張りますね (2019年3月19日 17時) (レス) id: 72db47a49f (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン - ヤバい口元がにやけてしまう‥‥更新頑張ってください!! (2019年3月19日 1時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レイーマン | 作成日時：2019年3月18日 20時
