32 報告 ページ40
YOUside
その日も"いつも通り"に朝食を食べて、テストをうけて、そして自由時間になった
私とハルとライカはレイがいつもいる木の下に座っていた
『今日、予知夢を見た』
二人は分かりやすく反応したが、すぐにいつも通りを演じ始めた
ライカ「それで？」
ハル「どうだった？」
私は予知夢でみた光景も内容も全て隠さず話した
途中驚いたような顔をしながらも"偽りの笑顔"を演じ続けた
なぜなら、ここが誰にでも見えるような場所だからだ
他の人から見て、楽しそうに雑談しているように見せないといけない
ならなぜ、森や図書室に隠れて話さないのか
それは、さっき森にエマ達がはいって行くのを見たし、図書室だと、隠れて聞かれてしまう可能性があったからだ
だから、人が近くにあまりいなくて、隠れて聞くことができないこの場所を選んだ
『それと、私達が５才になる前の記憶、取り戻したよ』
ハル/ライカ「「...え!?」」
一瞬で笑顔が驚きの顔に変わった
そりゃそうかもしれないけど、怪しまれるよ？
ハル「え？マジで？てかどうやって」
ライカ「どうやって思い出したの!?説明して！」
ライカは私の肩をもって激しく揺する
『ライカ、それやめて...苦しいよ...』
ライカ「あっ...ごめん。それよりも！」
ハル/ライカ「「説明しろ！/して！」」
私は思わず苦笑する
そして、記憶を見始めたこと、その内容、原因、クロユリの存在を話した
二人はずっと黙って私の話を聞いていた
話が終わると、彼らは怒りと悲しみで苦しんでいるようだった
ハル「そうだったのか。だから"あのとき"、俺たちはなぜか懐かしいと感じたんだな」
ハルが言う"あのとき"というのは、８才の時、森の奥で再会した時のことだった
初めて会うはずなのになぜか、"はじめまして"よりも、"会いたかった"の気持ちが大きかったのを覚えている
ライカ「でも、それだと気になることがあるわ。クロユリが言っていたのでしょう？"私達を狙っていた"と」
ハル「たしかに、それはどういうことなのかわからないな。A、クロユリとはいつでも話せるのか？」
『無茶言わないでよ。私だってわかんないよ。それに、会えるとすれば夢の中。いつでもとは限らないでしょ。』
ハルはう〜んとでも言うように深く考え始めた
と、森の向こうからエマ達がやってくるのが見えた
ｴﾏ「みんな！鬼ごっこしよう！」
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ネギトロ81194 - ああああああああああーーーーーーーーーーおーーーーもーーーーーしーーーーーーろーーーーーーいーーーーーーー、好きーーーーーー鳥の名前を決めるシーン面白い好き (2019年10月10日 16時) (
レス) id: 0e7815ed8c (このIDを非表示/違反報告)
碧(プロフ) - ドラゴンさん» そう言っていただけて嬉しいです！ (2019年3月17日 22時) (レス) id: f4a233b79b (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン - すごく面白い！更新頑張ってください！ (2019年3月17日 16時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：碧 | 作成日時：2019年3月5日 22時
