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29 失っていた記憶 ページ36

青と緑...

それは青い空と緑色の草と小さな少しの花でうめつくされた広い草原だった

そして、その草原に、水色の髪と青色の髪の小さな少女二人と一人の黒髪の小さな少年、そして自分と同じくらいの年の赤髪の女性が一人いた

四人とも見たことのない服装だった

少女は花を摘み、少年は女性の服の袖をつかみ、女性は3人を笑顔で見ていた

とても、幸せそうだった

私はその光景を空から見ていた

そのとき、遠くから馬のようなものに乗った男がたくさんやって来た

そして、馬を少女達のもとへ走らせる

少女達は走る

だか、二人の少女のうち、水色の髪の少女が転んでしまった

それに気付いた女性は3人を守るように上にかぶさる

男達は女性と少女達3人とを引き離す

女性も少女も少年も泣いていた

互いにごめんなさいと言いながら

そして、別々の場所につれていかれる

少女達は大きな施設につれていかれ、脳に手術を受け、記憶を消される

そして、周りを森に囲まれた六角形の施設につれていかれた

そして5才の誕生日の日、水色の髪の少女は大人の女性に手をひかれて、大きな門をくぐる

その先は、私がよく知る世界

森と青い屋根のハウスがある世界

そこから先は私も知っている

5才の時、鬼ごっこで大怪我して、それから本気で走ることが怖くなって

6才の時、フルスコアをとって

7才の時、ハウスの秘密を知って

8才の時、森の奥でハルとライカに再会して

それから脱獄の計画を考え始めた


急に真っ白な空間になる

目の前にいるのは年が同じくらいの赤髪の少女

??「思い出してくれた?」

『うん...けど、名前がわからない。』

??「私の名前は無いの。私が昔住んでいた町ではクロユリと呼ばれていたわ。」

"クロユリ"

たしか同じ名前の花があった

花言葉はたしか...呪い

クロユリ「私は小さい頃、呪われた子って呼ばれてたのよ」

彼女は笑顔でそう言う

クロユリ「奴ら、鬼たちは私達を狙っていた。そして、私を 殺 して、私の脳の一部をあなたにうつした。わかる?あなたの中には私がいる。そして、今の話でわかったでしょう。この世界には人が笑顔で幸せに生きることができる場所があるということを」

クロユリは笑顔でそう言う

クロユリ「さぁ時間がないわ。予知夢も見ないと。しっかりと見て、記憶して、脱獄を成功させましょう」

彼女は私を抱きしめた

クロユリ「あなたは一人じゃない。無理をしないで。いつでもそばにいる」

私は目を閉じた

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ネギトロ81194 - ああああああああああーーーーーーーーーーおーーーーもーーーーーしーーーーーーろーーーーーーいーーーーーーー、好きーーーーーー鳥の名前を決めるシーン面白い好き (2019年10月10日 16時) (レス) id: 0e7815ed8c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ドラゴンさん» そう言っていただけて嬉しいです! (2019年3月17日 22時) (レス) id: f4a233b79b (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン - すごく面白い!更新頑張ってください! (2019年3月17日 16時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年3月5日 22時

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