予知夢を見る少女 約束のネバーランド ONE

・レイversion ページ30

『レーイー！』

図書室に大声を出しながら入る

すると、

ﾚｲ「...うるさい。読書中」

冷たいな〜

構ってくれてもいいじゃんか

『はい！レイ！これあげる！』

私がレイにあげたのはナズナの花

一瞬レイの眉があがり、目がいつもより、大きく開いた

ﾚｲ「あぁ、もうそんな季節か」

レイは立ち上がる

『どこ行くの？』

ﾚｲ「ついてこい」

私はその後を歩く

レイはその手に持つナズナを見ながら外に出る

そして、どこかにむかい、しゃがむ

そして数秒すると立ち上がる

その手にはもう一種類の花があった

その花はイカリソウ

すぐに私はわかった

そしてその花を私の手に握らせる

ﾚｲ「なら、俺からはこの花な。それと、他の男にナズナをやるなよ。」

背を向けるレイの頬と耳は少し赤くなっていた





ナズナ
「あなたに私のすべてを捧げます」

イカリソウ
「君を離さない」

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