音の波紋を、雷へ【イナズマイレブン】 (ページ48)

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◇ 尾刈斗戦 04 ページ48

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「けど」とAは続ける。

「呪い、なんて物は存在しないよ。…もし、サッカーする中でそんなものがあるのなら、必ずしも何かカラクリがある。

フィールドで使うべきものが、身体だけだと思わない方がいい。他にも沢山使うものはある。……例えば、目や耳、脳とかね。」

ヒントなのかヒントじゃないのかよく分からない事を言われ、部員は首を傾げるばかりだった。

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後半開始
雷門からのキックオフ。
豪炎寺は攻め上がるかと思いきや、宍戸にバックパスを出した。

「闇雲に向かっていっても勝てない…！まだだ…、まだ早いんだ！」

染岡は腰抜けめ、と悪態を付き上がっていこうとするがディフェンスに囲まれる。

宍戸からパスを渡された半田は、染岡へとパスをだすがディフェンスに奪われ線をこえてしまった。

そして、先程染岡にパスを出した半田が一年生達に責められる。だが半田は豪炎寺にパスを出してもシュートしないだろ、と反発していた。

「お前ら、次は決める！…黙って俺にパスを出せばいいんだ！」

だが、一年生達は思うところはあったのか宍戸は染岡にパスを要求されたが無視をして豪炎寺にパスを出した。

豪炎寺にシュートを打って欲しい一年生
豪炎寺がシュートを打たないから染岡に託したい半田

そして、パスされた豪炎寺からボールを奪う染岡

仲間割れを始めてしまい、これでは相手の思うつぼだ。

染岡のドラゴンクラッシュは止められる。
そして尾刈斗が攻め上がり、ゴーストロックの発動か、と皆警戒する。

……そして、先程のようにゴーストロックを放たれ、皆の足は止まる。
円堂も足が動かない中、ふと、先程の言葉を思い出した。

(「フィールドで使うべきものが、身体だけだと思わない方がいい。他にも沢山使うものはある。……例えば、目や耳、脳とかね。」)

「マレトマレ…、そうか！そうだったのか！！

ゴロゴロゴロ、ドッカーーーーーーン！！」

そのうちにも、必殺シュートが放たれる。
間に合わないと察した円堂は、咄嗟に受け止めるのではなくパンチに切り替え、「熱血パンチ」で止めた。

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