音の波紋を、雷へ【イナズマイレブン】 (ページ29)

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◇ あみだせ必殺技ページ29

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帝国学園との戦いから数日後、円堂達は部室に集まり話し合いをしていた。

「帝国戦で、俺達の問題点がわかった！それで……」

「問題点も何も、まずA以外体力無さすぎ。」

「「「「(ズーーーーーン；」」」」

マックスは何気なく言った事実なのだろうが、それが的確な為落ち込む部員。
その様子をみたマックスは、「あ、ごめん。今のへこんだ？」
と謝る気があるのか無いのか分からない謝罪をしていた。

「……；円堂、話を続けてくれ。」

「；まあ、体力作りは勿論なんだけど…こんなフォーメーションを考えたんだ！」

円堂が書いたフォーメーションに、自身の背番号が入っていないことに気付いた目金は「僕試合に出られないの〜！？」と愚痴を零す。
それに半田が逃げたやつが何言ってるんだが、と呆れていたが本人は戦略的撤退だ、と開き直っていた。

「あの、キャプテン……この間の豪炎寺さん、呼べないんですかね？」

「そうだよね。結局の所あの二点、一点目は神童さんの指令の元取れた一点で、二点目は豪炎寺くんのシュートだったんだからねぇ。」

一年達が豪炎寺を呼べないのか、と零す中染岡は同じストライカーとしての豪炎寺に思うことがあるのだろうか。
震えながら「あんなのは邪道だ……」と呟く。
そして自分が本当のサッカーを見せてやる、とも。

「豪炎寺はもうやらないんだろ？」

「それは、分からないけど……」

「円堂までアイツを頼りすぎだ！」

「そんな事は……」

「俺たちだって出来るさ！なぁA！」

「え、あ、まぁ……そうだね。ウチは何も豪炎寺を主軸に動いてるチームじゃないし…もっとみんなも、成長出来るんじゃないかな。」

「ほら、お前らだってもっと自分達を信じろよ！」

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