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◇ ページ8
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「な、なんだよ何マジになってんだよ！！」
「覚えてろ！！」
「行こーぜ…」
まるで負け犬の様な言葉を放ち去っていく男共を見て一息付く。
何だかどっと疲れた気分だ。
三「おまえ！！めっちゃかっこよかった！！」
森「すげえ啖呵切ってたな笑」
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そうケラケラと笑う二人にう、と口篭る。勢いよく言ったわいいもののなんだか恥ずかしい気分だ。
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三「まぁ、何か問題あったのかと思ってビックリしたけど解決したならよかった」
森「俺らは戻るぞ。またな。」
「うん、ありがとう。」
三「…あんまり、無理すんなよ。」
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そう私の頭をポンポンと撫でて去っていった健くん。思わず？と頭に疑問符を浮かべてしまう。
何故か健くんの隣にいた剛くんが健くんを肘でつついていた。
…仲良いな。
そんなことを考えながら、庇ってくれた男に目を向ける。
「大野、ありがと。」
大「…べつに。それよりまたあのステップ教えて。」
「…おう。」
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作者名：ちきんたつた | 作成日時：2023年9月23日 4時
