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曲が終わると同時に沸き起こる拍手、先程私の登場でドギマギとしていた子達にも笑顔が溢れていて、嬉しくなる。
...やっぱり、音楽っていいな。
日「本格的に歌ったり踊ったりがはじまるのは、明日からになるので、今日は...広いので、空間に慣れてください笑」
「「「はい!」」」
日「しかし相変わらずいい曲作るねぇAは!!」
「でしょ?今回のめっちゃ自信ありますよ。作った時徹夜ですから。その夜ベット入ったらすんごい寝れた。」
日「ははは!!笑高級ベットね。高いやつ。Aはね、ベットもこだわるタイプだからね。」
カメラ「めっちゃ金持ちですね」
「いやいや私より日高さんの方がよっぽどですから」
日「やめなさい笑笑」
カメラ「そうなんですか?」
「私の家がこんなん(手で小さく)だったら日高ん家こんなん(手で大きく)ですから」
日「真顔で捏造すんな!!笑笑笑」
〈〈〈笑笑笑笑笑〉〉〉
レオ「仲良いな〜笑」
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その後食堂に集まり、日高さんが言っていたみんなでお揃いのボトルとタオルを配る。
よほど嬉しいのか笑顔で溢れていて微笑ましい。
「やっぱみんな年相応やな笑」
日「まぁ学生もいるしね笑」
レオ「はい!!」
日「どしたレオ!」
レオ「AさんのことはAさん呼びでいいですか?」
日「...笑なんかめっちゃ緊張してない?この中でAのファンだって人!」
(ほぼ全員手を上げる)
「めっちゃいるな笑ありがと」
レオ「来月の新曲CD予約してます...」
日「ははは!!笑めっちゃファンじゃん!!」
****
─────廊下を歩いているA
────────皆の騒がしい様子に思わず笑みを零す。
「やっぱり安心しますね。こういう年相応な場面を見ると。中学生の子もいるみたいだしプレッシャーとか大丈夫かなとか心配してました。」
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作者名:ちきんたつた | 作成日時:2023年9月22日 6時