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凪「(─────横取りトラップ！！)」
凪はAとのジャンプのタイミングをずらし、跳んで右足でボールをトラップした。
だがAは、突然奪われたにも関わらず表情を崩さ無かった。
「お前のトラップは確かに脅威だな…、けどそれじゃ、私には及ばない。」
Aは凪がトラップしたボールを凪の上へ跳び、左足でトラップした。
凪「(横取り返し…！？)ジャンプ力エグ…チートかよ！」
Aが着地し、チラリとフィールドを見回すがいつもパスを出す凛は潔が自由にさせないように並走している。
「(潔 世一、凛に追い付くとは…)」
Aは少し考えた後、潔の後ろへいる蜂楽へとパスを出した。そのボールをトラップした蜂楽は思わず目を見開く。
Aの方へ顔を向けると、その紅い瞳と目が合った。
蜂楽「(俺は今…、試されてる！！)」
その見透かした様な眼は、酷く判断を焦らせる。
誰に出せばいいか、パスを出せばいいのか、みんなは自分に何を望んでいるのか。
蜂楽「(教えてくれ�爐�いぶつ�甓兇浪燭鬚垢譴个いぁ�…どうすれば
千切「─────ナイスちんたら！！」
蜂楽「！？」
千切「悩みたきゃ占いでも行ってろ…！！ここは戦場だ！！」
思い悩んでいる蜂楽を遮る様に千切に右足でボールを奪われた。その衝撃で蜂楽は転ぶ。
こぼれ球が馬狼が奪い、千切達はカウンターを仕掛ける。
慌てて追いかける蜂楽の元へ、凪が並走した。
凪「らしくないじゃん。ワザと負けてくれるつもり？」
蜂楽「！」
凪「つーか、負けても自分が選ばれるとか、まだそんなお花畑？正直俺は─────」
「今の
そう言われた蜂楽は目を見開く。負けたら自分は選ばれない。そしたら潔とも凛とも、Aとも、一緒にサッカーができない…
嫌だ！！嫌だ！！嫌だ！！
今はもう、キモチとかエゴだってどーだっていい…
蜂楽「(─────死んでも勝つ！！)」
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魔孤蠧マコト(プロフ) - 女帝様と凛ちゃんの関係性というか関わりが最高です！一瞬で引き込まれてしまいました！！更新楽しみにしてます｡頑張ってください！！ (4月9日 23時) (
レス) @page30 id: 96bbb29a63 (このIDを非表示/違反報告)
Runa - めっちゃ面白いです！更新待っております！ (3月10日 21時) (レス) id: 5f661ba308 (このIDを非表示/違反報告)
バナナ - この作品すごく好きです！！次の更新も待ってます！！ (10月28日 23時) (レス) id: 2d27e83292 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちきんたつた | 作成日時：2023年8月19日 0時
