-「MATCH UP」 ページ3
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対面し合うTEAM REDとTEAM WHITE。蜂楽は楽しげに表情を輝かせていたが蟻生は目を見開いてTEAMWHITEの方へ向かっていく。
「...なんだ？」
「来るよ こっち」
「おい そこの赤髪...」
「...あ？」
蟻生が向かった先は千切豹馬の元だった。そしてその赤い長髪をAの時のようにくるくると指に巻き付けながら問いかける。
「どこのトリートメントを使っている？」
「は...？(なんだコイツ...)普通にみんな使ってる大浴場のヤツだし...」
その回答に、未だに指に髪を巻きつけながら感心したように呟く蟻生。
「にしてはオシャすぎるキューティクル...ということは髪本来の持つ輝きの
「(何言ってんだコイツ...！？)あのさ...髪触んなよコラ...！」
そう蟻生の手を振り払いながら怒る千切。
「おっとすまない、美しすぎてつい...俺はオシャに従順なんだ。お前のようなオシャと戦えて光栄だ。握手、よろしく千切豹馬」
千切に手を差し出しながら握手を求める蟻生。千切はその身長に内心驚愕しながら己も手を差し出す。
(コイツが俺の
「(でけぇ...)顔の割には意外と古風な名前してんだな。よろしく「十兵衛」さん」
その言葉を聞いた瞬間、蟻生は目を見開いて後ろへガクッと体をよろめかせた。
「やめろ...その名は
──────────オシャァアア...！！
そして次々と、本人にとってはオシャなのだろう。ポーズを取っていく。
「おい潔...なんなのこいつ...、！？」
「いや...なんか前よりヒドくなってる！」
「ダメだ...まださっきのうろたえた顔の残像が残ってる...恥ずい！」
「おい うっせぇぞお前らぁ！！さっさと配置につけ、殺るぞ...」
顔に血管を浮かばせながら唸る様にそう言う馬狼。蟻生は馬狼を指差しながら口を開いた。
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魔孤蠧マコト(プロフ) - 女帝様と凛ちゃんの関係性というか関わりが最高です！一瞬で引き込まれてしまいました！！更新楽しみにしてます｡頑張ってください！！ (4月9日 23時) (
レス) @page30 id: 96bbb29a63 (このIDを非表示/違反報告)
Runa - めっちゃ面白いです！更新待っております！ (3月10日 21時) (レス) id: 5f661ba308 (このIDを非表示/違反報告)
バナナ - この作品すごく好きです！！次の更新も待ってます！！ (10月28日 23時) (レス) id: 2d27e83292 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちきんたつた | 作成日時：2023年8月19日 0時
