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「俺達、もうお前に着いていけない…、」
「''凡人''の俺達に着いてこいって、皮肉かよ?」
「ほら、こう言ってるよ?」
「ちゃんと分かってるでしょ?」
(やめて、―――おねがい)
「どうせお前は、心の中では俺達の事見下してんだろ?」
「そんな奴が導くとか…気持ち悪ぃ。」
「そうだよなぁ?だってお前は―――」
「俺達とは違って''天才''だもんな」
(ああ、あぁ……ちが、う、違う、ちがうちがうちがう！！！！！！！！！
わたしは天才じゃない、ちがうんだ！！！！っ、)
「何がちがうの?」
「可哀想、ずっと雷門にいたから絆されちゃったんだね。」
「あ、あとあの人との約束もあったからかな?」
「ほら、ちゃぁんと聞いて?―――''天才''」
「「「「お前なんて、このチームにいらない。」」」」
「 ――― キミはずうっと、ひとりぼっちだったでしょ?」
「ニセモノの笑顔浮かべて、楽しかったかな?本当は、信じてもいないくせに。」
.
ああ、そうだ……
わたし、ひとりぼっちだもんね。
.
◇ 声 ページ7
.
「本当にみんなで勝てるの?」
「力を合わせて?」
(やめろ)
「ほら、こう言ってるよ?」
「ちゃんと分かってるでしょ?」
(やめて、―――おねがい)
(ああ、あぁ……ちが、う、違う、ちがうちがうちがう！！！！！！！！！
わたしは天才じゃない、ちがうんだ！！！！っ、)
「何がちがうの?」
「可哀想、ずっと雷門にいたから絆されちゃったんだね。」
「あ、あとあの人との約束もあったからかな?」
.
ああ、そうだ……
わたし、ひとりぼっちだもんね。
.
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作者名：ちきんたつた | 作成日時：2024年2月8日 3時
