◇ 秋葉名戸戦 01 ページ4
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「Aの所には少林が入るとして、豪炎寺の代わりは……」
そう言いかけた円堂の目に土門が止まり、土門も「はいよ、俺ね」と軽快に返事をする。
だがそれを目金が遮った。
「ここは、切り札の出番でしょう！」
「切り札？」
「メイド喫茶に行ったおかげで、彼らのサッカーが理解出来ました。僕が必ずチームを勝利に導いてあげましょう。」
円堂が「目金……」と呟くと、今回見学になった豪炎寺が後押しする。
「いいんじゃないか？目金で」
「そーね、やる気満々みたいだし、なんとかなるんじゃねーの？」
次いで円堂は雷門イレブンの司令塔であるAを見る。
Aは頷きを返し、それを確認した円堂は笑顔で拳を握った。
「そうだな！よし！今日はお前がFWだ！」
土門の声掛けもあり承諾する円堂。
だが、夏未は豪炎寺の代わりに出すのは危険な賭けじゃないかと問う。
一年生も帝国戦の時のように逃げたら、と不満げだ。
「今日のコイツのやる気はホンモノだ！俺にはわかる。本気でやる気になってる奴が、ここ一番で必ず頼りになるんだ！
俺は目金のやる気にかけるぜ！！」
「ふっ、大船に乗ったつもりでいて下さい」
そして、試合開始。
と、言ってもその試合はサッカーの試合とは言えなかった。
秋葉名戸学園のものは攻め上がる様子が見られない。
「発進！！ハイパーサッカーボール！！発射！！」
「来たな、悪の軍団め！！」
「えっ？」
「お前達にこの地球は渡さん！！！」
「なんなんだコイツら……」
などなど。どれも意味不明なものばかりで円堂達も調子を崩されるばかり。
そのまま前半が終了した。
(ていうか、みんなメイド喫茶行ったんだ〜。風丸、どうだった？)
(聞かないでくれ……；)
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酢味噌 - とっても面白いです！！更新頑張ってください！ (12月28日 23時) (
レス) @page36 id: 508422f3b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちきんたつた | 作成日時：2023年12月21日 3時
