◇ 御影専農戦 09 ページ44
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「豪炎寺、A！？何するつもりだ！？」
二人して攻め上がっていく様子に、染岡は驚きの声を上げる。
それに豪炎寺とAは、振り向いて答えた。
「染岡！！ここは俺達に任せろ！！」
「！…豪炎寺…」
「うん！絶対に一点決めてみせるからッ！！高くボールを上げて！」
「A…、わかったぜ！！いけぇぇえええ！！豪炎寺ィッ、Aーーー！！！」
染岡のパスが高く上がる。
それに併走しながら向かっていく二人。その様子に円堂、秋も声を上げた。
「豪炎寺、A……」
「二人とも何をするつもりなんだろう……」
ゴール前まで辿り着いた二人。
──── その瞬間、二人の足にそれぞれ光と炎が迸る。
Aは右足に神のタクトの様な淡く、けど強い光を。
豪炎寺は左足にファイアトルネードの様な豪炎を。
二人は空中に飛び上がり、螺旋状を描く。
そして、ボールに蹴りを入れこんだ。
「「はああああぁあああ！！！！」」
淡く強い光と豪炎が螺旋を描きながらシュートへ向かっていく。
桁違いなパワーに杉森は驚愕するが、技を繰り出した。
「なんだ…、！？このパワーは……くっ、�爛蹈吋奪箸海屬� �瓠�！！」
「「決まれえぇええ────！！！」」
二人の声に乗せられるようにパワーが増幅し、杉森の技を打ち破りゴールに入る。
雷門中に得点が重ねられた。
〈決まったァあああぁああ！！！神童と豪炎寺、新たな必殺技！！雷門、またも新たな必殺技で御影専農から一点をもぎ取ったあああ！！
神の指揮者と炎のストライカー、ここにあり！！！〉
「神童さんの音色の光と豪炎寺くんの炎が合わさり、それぞれの力を発揮しながら放つ技……
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作者名：ちきんたつた | 作成日時：2023年12月10日 14時
