強がり少女【ハイキュー！！×あんスタ】 (ページ3)

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一人でそんなこと考えていたら神崎ちゃんがやっと口を開いた

「わたしですね、この部活大好きなんです」

「なのでっ」

「わたしの為に、嫌われてｯ」

と言って神崎ちゃんは自分の右の頬を殴った

え？君そっち系の人なん？？？？

えっ

「や、せんぱいっごめんなさいっ」

と神崎ちゃんは叫んだ

あぁ…よめてきたぞ…

ばたばた

部員の足音が聞こえてくる

あ、まって、終わった

「！？」

「どうしたのっ！？絢ちゃんｯ！！」

わあっ我らが及川さんじゃないですかぁ(白目

「A先輩がっ…お前うざいんだよ、私の徹くんを取らないでって…ｯ」

え、徹ってだれ？

え、あ、…及川すぁんですか

さいですか？

私及川さんより岩泉さんの方が真面目で好きなんやけど

周りの視線すらぁい(

「ねえっ、絢ちゃんになにしたの！？」

私の目の前には顔を真っ赤にして怒鳴っているチームメイトさん

「ひっ…ぐ…っ…うあｯ…」

その隣には地面に座りながら頬を抑えながら泣いている、マネさん

「いや私、何もしていませんけど」

そして真顔で答えながら、心の中マジギレしている私

　

いやぁっ嫌になっちゃう(白目

あ、まって話が進んでる…

「話は後で聞くからねっ」

と言ってスタメンの人は神崎ちゃんを保健室に連れて行った

あ、取り残された

神崎ちゃんは嵐みたいに通り過ぎてくなぁ(

………………

「んんっ」

咳払いをして私はその場に座り込む

今の状況を整理しよう

えーっと

神崎ちゃんが私を呼び出す

自分を殴る

周りからは私が殴ったように

私の信頼度ちょーぜつDown

…

あ、そう、(

部活に支障がないといいね

悲しまないのかって？

悲しいけどさ、諦めがあるっていうか

　

…そりゃ信じてほしいよ

神崎ちゃんよりも長い間支えてきたもん

でも

迷惑かけちゃ駄目だし

何よりも

「此処で泣いたら負けだ」

目に貯まる水なんて知らないふり