65話 ページ22
彼女達の存在を知らずに汽車は無慈悲にも走り始めた。
その光景を二人は見詰める事しか出来なかった
訳では無くなった。
ボトッと音をたて一本の根が重力に従い落ちた
それに続くようにしてナオミの体を掴んでいた根の力が失われ彼女の足が地面につく
春野の足を掴んでいた根も同様だった
ナオミは先程まで自分達の自由を奪っていた根を一瞥だけすると
考える暇は無いと告げるように春野の名前を呼び走り始めた
汽笛を鳴らし徐々に速度を上げながら走る汽車を追い掛ける
少しずつ二人と汽車との距離が近付きナオミが手を伸ばし飛び乗ろうとする
もう少しで飛び乗れると云う処で
「っ!?」
「ナオミちゃん!?」
”彼女の腕が汽車の中へと引かれた”
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最小幹部 - 蓮Kさん» 最近そんな感じになってきてますね、キャラがブレにブレまくってます (2019年6月4日 5時) (レス) id: 4419a0d4d5 (このIDを非表示/違反報告)
蓮K - 氷室と赤司をたして2でわったか? (2019年6月3日 22時) (レス) id: 81a8b97a68 (このIDを非表示/違反報告)
最小幹部 - さん» コメントありがとうございます!そう言って頂けると有難いです…! (2019年1月26日 10時) (レス) id: 4419a0d4d5 (このIDを非表示/違反報告)
- 続編おめでとうございます!この作品すごく好きです!ゆるゆるしてるかと思いきやしっかりと考えていたり、夢主くんの過去がとても気になります! (2019年1月24日 19時) (レス) id: a84576bae2 (このIDを非表示/違反報告)
最小幹部 - アオさん» コメントありがとうございます!楽しんで頂けるように頑張って行きます! (2019年1月10日 20時) (レス) id: 4419a0d4d5 (このIDを非表示/違反報告)
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