60話 ページ17
バタリと扉が閉まる音が後ろから聞こえた
…向けなかった。
背中を向ける事しか、出来なかった。
ランポになのか彼になのか。
オレ自身ですら判らない。
判らないが云える事があるとすれば
オレは彼に恐怖している。
『ははっ……らしくない、かな…』
でも駄目だった。
重なってしまった。
彼の表情と彼の言葉とこの状況と…あの時と重なってしまった
扉に体重を掛ける。
ポケットに突っ込んだ手が指先が微かに震えている事に其処で気が付いた。
扉に体重を掛け背中を預けた侭その場に座り込む
『…こんなに不完全なんだな』
与謝野さん達が未だ帰ってこない事を祈りながら顔を伏せた
オレ達は一体何処で道を間違えてしまったのかな
175人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
最小幹部 - 蓮Kさん» 最近そんな感じになってきてますね、キャラがブレにブレまくってます (2019年6月4日 5時) (レス) id: 4419a0d4d5 (このIDを非表示/違反報告)
蓮K - 氷室と赤司をたして2でわったか? (2019年6月3日 22時) (レス) id: 81a8b97a68 (このIDを非表示/違反報告)
最小幹部 - さん» コメントありがとうございます!そう言って頂けると有難いです…! (2019年1月26日 10時) (レス) id: 4419a0d4d5 (このIDを非表示/違反報告)
- 続編おめでとうございます!この作品すごく好きです!ゆるゆるしてるかと思いきやしっかりと考えていたり、夢主くんの過去がとても気になります! (2019年1月24日 19時) (レス) id: a84576bae2 (このIDを非表示/違反報告)
最小幹部 - アオさん» コメントありがとうございます!楽しんで頂けるように頑張って行きます! (2019年1月10日 20時) (レス) id: 4419a0d4d5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ