小悪魔さん。【A3!】

20話 ページ21

A「ふぁー....あったけぇ...」

いづみ「久しぶりに一緒に入ったよね〜。」

A「ホント！何年ぶり?小学生ぶりかな?」

いづみ「そのくらいだよね〜！」

A「その時いづみ風呂場で転んだよね...！」

いづみ「やめてよ恥ずかしい〜！」

A「あははっ！」



いづみ「てかA細い！胸も大きいし！」

A「いづみだって細いよー！折れてしまいそう...」





そのあとも私達は昔話をして、

風呂から上がった。




咲也「あれ、Aちゃんと監督、一緒に入ったんですか?」

A「うん！楽しかった！」

臣「良かっな。」




椋「あ、Aちゃんー！」

A「あ、椋、どうしたのー?」

椋「この前僕のオススメの漫画を教えてあげるって言ったでしょ?これ！オススメ！」

A「うわぁ！ありがとう！」

椋「僕もこのお話の王子様みたいになりたいなぁ...」

A「椋くん合いそう！なら私はお姫様かぁ...」




椋は優しいし、カッコいいから、王子様なれるよ！



椋「ふぇ！お、お姫様?」

A「え?違うの...?初めて会った時、お姫様みたいって椋言ってたよ?」

椋「お、覚えてたんだね...！ボク、Aちゃんの王子様になれるように頑張るよ！」

A「分かった！椋くん、椋が18歳になって、
大きくなったら私をお城まで迎えに来てね。王子様。」

椋「う、うん！(うわぁ...やっぱり可愛いなぁ...！)」



至「何その恋愛ゲームみたいなセリフ。」

万里「ズリィ...」

真澄「...」



A「三人とも何その目。」

真澄「アンタって、誰にでもそう言うこと言うの?」

A「誰にでも?」

真澄「さっきの。」

A「え、椋くんにだけだよ?」

幸「は！?」





A「だって、王子様になりたいって言ってるのこの中で椋くんしかいないでしょ?
だから椋にしか王子様なんて言えないよー。可愛いし。天使だし。優しいし。王子様に
絶対なれるでしょう！」



何か可笑しいこと言ったかな?私。




椋「そ、そうかな?」

A「うんうん！」

十座「そう言うことか...。」

いづみ「Aは可愛い可愛い、素敵なお姫様だもんねぇ！」

A「いづみちゃん?」

いづみ「ヤバい。ごめん、つい、出来心でからかってしまいました。」

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