撮影現場 ページ17
(A)
今日も今日とて、ハコヅメの撮影です！
でも、すごく居心地が良くて笑い合いながら撮影をしています
ドラマにつきっきりで坂道のお仕事は疎かになってしまうのは毎回のことなんだけど、この現場は楽しいから息抜きのようでなんだかいい感じ
−−−−−−
山田「お前さ、いい加減寝っ転がってないで仕事しろ？」
「やってまーす！ ほら！いまどき資料作成なんて携帯でできちゃうんですよ？」
源「でもなぁ、ソファでくつろぎながらは良くないよ？」
「だってデスクに向かってると肩凝っちゃうもん」
北条「山本！これから、招集かかるらしいが資料は？」
「署長のデスクに昨日置いときましたよ！ ラインまで引いておいたのでそこだけ読んでください」
牧高「ほんと、なんでこんなくつろいでるのに仕事は終わってるの？？ ムカつく、、」
「えー美和までそんなこと言う？」
山田「ほら、みんなの意見だよ？ あー、、なんだっけ、、」
−−−−−−
「今日多いじゃん笑」
三浦「Aちゃんにいじられてるぞ笑」
山田「まって、悔しい笑」
三浦「これで、おやつの差し入れリーチ来てるよ！」
セリフを飛ばしたり、噛んだりすると差し入れを持ってくるっていう罰ゲームになってから、セリフを間違えるとみんなのツッコミが入るこの環境も好き
こうやって和気藹々と撮影を進めていたけれど、悲劇は突然やってきた
私は、演技指導をしてくださっている鈴木さんに呼ばれることが多かった
しかも、呼ばれてついていくとどうでもいい話ばっかりで、演技指導なんて名目なだけ
たぶん私に鬱憤を当たり散らしたいのだろう、もしくは同じ女性としてこの男性俳優と近い距離感に苛立ちを感じているのか
鈴木「ちょっとこのカットの後の休憩前に話あるからよろしく」
「はい」
そう返事をしたけれど本心としては全く行きたくなかった
でも、時間は進んでいきいつのまにか休憩前の最後のカットが始まった
誰かミスって時間を延ばしてなんて考えていたけれどそんなのは無駄で誰1人噛むことなく、飛ばすこともなく終わった
西野「A一緒にご飯食べよ！」
「うん！けど、鈴木さんに呼ばれてるから先食べてて！」
西野「また？」
「また笑」
西野「大丈夫なん？」
「たぶん、一応携帯持って行くね！」
西野「うん、すぐ取れるようにしとく」
七瀬と別れて鈴木さんの元へ向かった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 70人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
奈々瀬(プロフ) - ポムポムチョコレートさん» ありがとうございます！リクエストの期待に応えられるようがんばりますので少々お待ちください。 (3月28日 22時) (
レス) id: eb0502c65a (このIDを非表示/違反報告)
ポムポムチョコレート(プロフ) - いつも読ませてもらってます！リクエストです！夢主が体調不良で無理して仕事をして玲香ちゃんに怒られて看病される話が見たいです！ (3月26日 20時) (レス) id: f6c8dd27ee (このIDを非表示/違反報告)
奈々瀬(プロフ) - 水玉ピンクさん» こちらこそ背中を押していただきありがとうございます！ (11月24日 12時) (レス) id: eb0502c65a (このIDを非表示/違反報告)
水玉ピンク(プロフ) - 続編とても嬉しいです！こらからも無理のない程度に頑張ってください！ (11月22日 23時) (レス) @page1 id: 8e1778239e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：奈々瀬 | 作成日時：2023年11月22日 1時
