乃木坂、欅坂、時々女優11

。。 ページ12

(倉科)


　目を開けると左手に管が繋がっていた


医師「よかった、いま点滴終わったからね 体調はどう？」


　「微妙です、でも朝よりかは元気な気がする」


医師「そっか笑 ライブはどうする？」


　「絶対出ます」


　リハなんて最初の数曲しか記憶がないけど、とりあえずマネージャーさんの肩を借りて楽屋へ移動した


若月「あ、A！ よかった！」


橋本「いきなり居なくなったから皆んな焦ってたよ！」


白石「Aー！」


　楽屋に入って若に声をかけられたと思ったら、次の瞬間揉みくちゃにされていた


　みんなが変更点メモしてくれていたようで今回のライブはなんとかなりそう


齋藤「インフルさ、シンメだから練習付き合って」


　「え、あ、うん！」


　飛鳥が確認してって言ってくるなんて珍しいなって思いながら、廊下へ行き踊っていると


齋藤「なんか、ここAがそっちに体向ける形になったから」


　「そうなの！？」


齋藤「うん バミリが変わった」


　「ありがと！」


　そのあとも淡々と冷静な口調で変更点を全て教えてくれた


　衣装に着替え、髪型もメイクも終わって廊下を歩いているとメンバーが話してるのが見えた


桜井「え、まってこっちだっけ？」


生田「いや、右手じゃない？」


マネ「与田が混乱しちゃうから笑」


　なんの話だろって思っていると玲香と目があった


桜井「あぁーー！Aー！ ここ踊って！」


　なんだ、フリの確認をしてたみたい


与田「ここの後って手はこっちですか？」


　「えっーとね、 ちゃっちゃっちゃー だから、、そう！右手マイクで左手腰！」


桜井「さすがです笑 模範解答👏🏻」


生田「やっぱりAは違うね笑」


与田「ありがとうございます！」


桜井「これからは、Aに全部聞きな笑」


　そんな話をしながら今日もまた円陣を組んでメンバー全員で最終日を走り抜けていった


　ライブが終わると、アドレナリンが切れたのか点滴の効果が切れたのか重たい体が襲ってきた


橋本「先帰る？」


　「んー、、」


白石「体調悪い中よく頑張ったね笑」


衛藤「Aちゃん眠いの？」


　「赤ちゃん扱いしたー」


橋本「ツッコミはできるんだ笑」


　「頭痛いだけだもーん」


高山「ベッドまでおんぶしてあげよーか？」


　このあと誰かと話した気もしたけど私の記憶はここで途切れた

しんどい→←。。

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