乃木坂、欅坂、時々女優9

不眠 ページ33

(倉科)


　ここ数日なかなか寝付けないことが多かった


　体は疲れているのに布団に入っても全く眠気が来ない


　無理やり目を瞑っていると、あの事件がフラッシュバックしてより脳を活性化させられる


　寝れないまま仕事に行くことが続いたせいで、目元にはクマができてきた


若月「A？？」


　「ん？」


若月「Aは？って、え、話聞いてた？笑」


　「半分着いていけてなかった笑」


　複数のメンバーと談笑しているときは、ぼーっとしちゃうことも増えた


　仕事中は抑えてるけど、メンバーしかいない楽屋ではあくびがずっーと止まらない


　今日も一日中朝から夜までぎっしり仕事が入っていて、疲れたまま帰宅した


　明日も早いため、布団に入るがやっぱり眠れない


　ゴロゴロして、角度を変えて、ちょうどいい位置を探しても寝付けなかった


　半分諦めて温かい飲み物を飲むためにブランケットを握ってリビングに向かった


　お湯を沸かして、カフェインの入ってないハーブティを淹れる


　マグカップで暖をとりながらソファの上でぼーっと眠気が来るまで待ってみる


　このまま今日も寝れないパターンかなとちょっとどこかで諦めもありながらただただ朝が来るのを待つ


　あれからどれぐらい時間が経ったのか、ブルーライトは良くないって言うから今何時かも確認していない状況でぬるくなったハーブティを飲むと玄関から音が聞こえた


桜井「ただいま､､､ あれ？ A？」


　「あ、おつかれ」


　深夜のラジオ放送を終えて帰ってきた玲香


桜井「どうしたの？こんな時間に」


　「寝れなくて笑」


桜井「そっか笑 とりあえずお風呂済ませてくるわ 寝れそうだったらベッド行って寝なね！」


　「うん」


　20歳を超えているのもあって、親に甘えるように布団入れてとか、一緒に寝てとかそんな言葉は言えなかった





＊全然更新してなくてすみません､､､ 就活解禁に伴って、どんどん忙しくなり、物語のアイディアも出てこず止まってました。
　待っててくださる方いるのかな？なんて考えてマイページでhit数を見ると更新もしてないのに結構いてくださってすごく嬉しかったです！ありがとうございます！

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