乃木坂、欅坂、時々女優9

。。 ページ23

(倉科)


　軽い飛鳥をひょいっと背中に乗せて布団まで運んだ


　ちょっと唸ってたけど、全然起きる気配がしないのでとりあえず部屋着に着替えて必要なものを準備する


橋本「楽屋で熱測ってくればよかったなぁ」


　「まぁたぶん寝不足じゃない？ 冷えピタ貼るほど熱くないし」


橋本「そうだね、起きたら測るか」


　「うん とりあえず夜ご飯の支度進めるからゆっくりしてて」


橋本「早く帰ってきたし手伝うよ」


　結局、奈々未と一緒にお話をしながらご飯を作り終えた


橋本「おかゆってこれぐらいかな？」


　「んーおかゆ食べれないからわからない笑」


橋本「そうだった笑」


　若と玲香も仕事が終わったと連絡が入った


　飛鳥を見に部屋に入ると飛鳥は起きていた


　「おはよ どこかしんどいところない？」


齋藤「んーないかな てか、ごめん」


　「謝らないで いつものお返しだから」


齋藤「なんもしてないよ私」


　「まぁいいんだよ 体調悪い時ぐらい頼ってよ笑」


齋藤「ん…」


　「あ、奈々未特製のおかゆできたよ！ 一緒に夜ご飯食べよ！」


齋藤「え、いいよ 寝たら治ったし帰る」


　「だーめ 明日仕事一緒だし今日はたくさん寝ないとまた悪化するんだから今日ぐらい大人しくして」


齋藤「えぇー」


　起きたと思えばいつものツンツン飛鳥にびっくり


　とりあえずリビングに連れて奈々未が作ったおかゆをよそってご飯を食べさす


橋本「味どう？」


齋藤「ん！ おいしい！」


橋本「よかった笑」


　だいぶ顔色も動きも普段通りになってきていて少し安心した


　奈々未と作ったご飯を食べ終わり皿洗いしていると2人が同時に帰ってきた


桜井「ただいまー あれ、飛鳥じゃん！」


若月「ただいまー ほんとだ！どうしたの？」


橋本「体調が悪かったから連れてきた」


桜井「なるほどね！ もう元気なの？」


齋藤「おかげさまで」


若月「泊まっていけば？」


齋藤「いや、治ったし帰るよ笑」


　「泊まっていく約束したじゃーん！」


橋本「帰らすわけにいかないよ」


　奈々未に言われて諦めがついた様子の飛鳥

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