烏野高校のワンコ2

ネコとカラス ページ2

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ついに…



烏「4日後には音駒高校と練習試合___」



迎えました



烏「ゲロ吐いてもボールは拾え」

日「オーッス！！！」

『うはぁ！！楽しみ〜！！』

月「キモチワルイ』

『ひどいっ！』



合宿初日！！



初日の今日はとにかくレシーブ、スパイク、ブロック

割と基礎的なやつばっかりやけど



『っしゃあ！連続成功！！』

烏「リベロなんだから当たり前だ！！」

『ちょ！褒めて伸ばしてくださいっ！』

烏「うるせぇ！さっさと交代しろ！」



やっぱレシーブ楽しい〜っ！！



ほんでお待ちかねの…



日「うおおおっ、初めて来たっ」

『やばぁ！翔陽くん枕投げしようや！！』

日「したい！したい！！」



翔陽くんは全部の部屋を開けて行って大興奮



山「なんか出そう…」

『ちょっ、怖いこと言わんといてやっ』



忠くんと廊下を歩いて行ったら

干からびとる田中さんと夕さん



『…そうゆう遊び？』

月「しらない」



置いてくよ、と蛍くんが先に歩いて行ってまうから

とりあえず放置しとこう…



夜ご飯、蛍くんと飛雄くんの間に横に座って食べる



まさかこんなところで天敵に会うなんて…



『…蛍く』蛍「むり」『おねが』蛍「やだ」



月「好き嫌いするから小さいままなんじゃない？」

『…ほんまにトマトだけは食べられへんねんってぇ…』



そう、俺はトマトが食べられへん



日「どした？」

『トマト食べられへん…』

日「好き嫌いはダメだぞ〜？」

『やってぇ…』

日「あ、食べたら頭撫でてやる！」



翔陽くんが…？



月「犬かよ」

『食べた』

月「……」

日「えらいな〜！A〜！」



頭をわしゃわしゃと撫でてくれる翔陽くん



日「お菓子持ってきたから風呂上がったら食お！」

『おん！！』



.



月「嫌いなもの食べれるほど頭撫でてもらうの好きなの？」

『うん？ん〜、頭撫でてもらうのは大好きやけど、
トマト食べれたんは翔陽くんが撫でてくれる、って
言うてくれたから！』

月「？」

『同級生に撫でてもらうなんか滅多にないし！』



ニコニコと尻尾を振る(様に見える)A



月「…あっそ、行くよ」



ぽんぽん、と軽くAの頭を叩く月島



『〜っ！蛍くんっ！！』

月「ちょ！暑い！くっつくな！」

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