コード・ブルー~とても大切な人~

18.めぐり愛Part3 ページ18

冴島side
Aが藍沢先生が彼氏だって言った瞬間、皆がびっくりしていた。
そうよね、あの藍沢先生がAの彼氏だもの。









皆の会話を聞いていたら白石先生に声を掛けられた。









白石「冴島さんはいつから知ってたの？」









「Aが私に言ってきたの。藍沢先生に告白されて無事付き合えたよ！ってそれが、2人が付き合った最初に言われたの」









白石「そうだったんだ。全然知らなかった」









「白石先生は、ちょっと鈍感だもんね笑」









白石「そうかな？笑」









白石先生が疑問に思ってたので緋山先生に聞いてみた。









「緋山先生、白石先生って鈍感だよね？」









緋山「うん、白石あんたホントに鈍感だからね！」









「だってよ、白石先生笑」









白石「マジかー、すいません笑」









白石先生が謝ってきたので私は笑ってしまった。









白石「冴島さん、何笑ってるの？」









「白石先生が面白くてつい笑ってしまったの」









白石「そうなんだね、良かった〜」









また私達は笑いだした。









『はるかー、いい？』









私は、Aに呼ばれた。









「どうしたの？」









『実はね、前にはるかが藤川の為に誕生日プレゼント探してるって言ってたから(小声)』









「うん、どうだった？(小声)」









『耕作がいいの探してくれて写真撮って来たからみて？(小声)』









「探してくれたの？ありがと(小声)」









私は、Aの携帯を覗き込んだ。









それは、私も好きなデザインの小物だった。それにオソロで。









「A、これ私の好きなデザインのやつだよ！
ホントに探してくれてありがとね(小声)」









『お礼なら、耕作に言ってあげて？(小声)』









「うん！」









私達の話を聞いてたのか藍沢先生がこっちに来た。









耕作「冴島、これで良かったか？(小声)」









「はい、本当にありがとうございました(小声)」









耕作「別に構わん。それよりそろそろ怪しまれるぞ(小声)」









「はい(小声)」









藤川「はるか、何やってたんだ？」









「なんでもないわ、あなた戻るわよ」









藤川「分かった」









私は藤川先生を連れて2人に頭を下げた。

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