最近の占ツクをただの絵描きが考える

検定の選択肢について。 ページ28

今回は検定の回答選択肢について書こうと思います。
とても個人的な意見ですので、気を悪くされる方もいらっしゃるかもしれません。
心配な方は自衛をお願いいたします。


　占ツクは検定作品がとても多いですよね。
私もたまにタイトルに惹かれてやってみたりしていますが、多くの作品に共通して私が以前から思っていることがあります。
占ツクの検定って、本当に「検定」ですか？


　検定というのは、元々資格試験などで受験者に知識が身についているかを確認するための試験方法です。
なので、問題は答えが分からないように無駄な文章を削って作られています。
　今回私が問題にしているのは、占ツクの検定は回答選択肢に無駄な文章が多いということです。
占ツクは「占いツクール」ですし、検定の内容が占いに寄るのも全く問題はありませんし、作品の内容は作者の自由であると思います。
しかし、あくまで検定機能を使うのであれば、回答の選択肢を簡潔にして結果が分からないように配慮してほしいと思うのです。
多くの読者さんは検定をやる際、どのような結果が出るのかを楽しみにしています。
ですが、占ツクの検定は多くが回答の選択肢に結果を彷彿とさせる文章になっており、結果を楽しみにしている身としてはかなりがっかりしてしまいます。
それだけでなく、選択肢に作者のコメントを添えていたり、点数に入らないのに作品に評価をするか問う質問があったりする作品も多くあります。
あれって本当に必要ですか？
検定はアンケートと違って作者の方で読者がどんな選択をしたか分かりませんし、評価するか質問するのって何か意味があるんでしょうか。


　…きつい言い方をしてしまってすみません。
もちろん選択肢の文章を楽しみにしている読者さんも絶対いますし、これでもそういう作品を否定するつもりはないんです。
ただやっぱり、私のような読者もいるということを検定作者さんに知っておいて頂きたいのです。
私が言うように無駄を省いて作品を作るのはもしかしたらつまらないかもしれませんが、そもそも検定は作者ではなく読者が楽しむもので、作者は読者の感想を楽しめばいいというのが私の持論なのです。
　検定を作ろうと考えている作者さんは、検定以外にも心理テストやフローチャートなどもありますから、ご自分が作りたい作品に合わせてツールも変えてみることをお勧めしたいと思います。

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