♡ ページ8
.
キスをしながら、ヌナの頭を撫でていた手をゆっくり下ろし背中をなぞれば、俺が外したままの下着がそのままなことにヌナもその気じゃんって心が弾む。
「んっ……ふぁ……」
『甘くて美味しいね』
離れた唇から銀色の糸が引いて、とろんとしたヌナの表情にまた欲が膨らんで大きくなっていく。
唇を離したのは、服を脱がすため。
肌触りのいいふわふわパジャマの裾を持ち上げ脱がして、肩に掛けられているだけの下着を剥ぎ取るとぷるんと柔らかな膨らみが現れるのだけど、ヌナが両手でクロスして隠してしまう。
『なんで隠すの？』
「だって恥ずかしいじゃん」
『恥ずかしくないよ。綺麗だからちゃんと見せて』
「……」
クロスしていた手をそっと下ろして露わになった形のいいバスト。ヌナは着痩せするタイプだから脱いだらすごいんだ。
手も足もウエストも細いのに胸とお尻の膨らみはしっかりとあってそのメリハリボディーにいつもうっとりさせられる。
それを知っていいのは俺だけなのに……。
だから胸元の大きく開いたパティードレスは着て欲しくない。
このたわわな谷間を見れるのは俺だけなんだ。
それなのに…って気持ちが黒い影を生む。
ヌナは綺麗すぎて俺はいつだって嫉妬してるよ。
平行にならない愛の重さに。
「…んっ、あん……っ」
『もっと聞かせてヌナの声』
俺の大きな掌でも溢れてしまう乳房を掬うように揉みしだきながらヌナの耳元で囁く。ヌナは耳が弱いから耳朶にキスをして息を吹きかけるだけで、身体をぴくんと震わせた。
「…いや…あっ…もう…いじわるぅ」
『だって可愛いんだもん』
「擽ったいから…」
潤んだ瞳でお願いされちゃったから耳はやめて細くて白い首筋にキスを降らせ舌を這わせる。
『ねぇヌナ次の仕事はいつ？』
「…っ、んぁ、…3日からレコーディングかな…』
『じゃあ大丈夫だ』
「えっ？ちょ…と、」
どうしてもこの綺麗な肌に俺のものだって証拠を残したくて首筋に強く吸い付けば綺麗についた赤い痕。
でもそれだけじゃ満足できなくて、ずっと掌の中でふにゃふにゃと形を変えている膨らみにも吸い付いて赤い痕を残す。
もう既に固くなって主張している先端を舌でぺろりと舐めればより一層くぐもった甘い声が大きくなった。
「あんっ、てひょ、……あっ…」
俺の髪に指を通しながら快感に顔を歪ませるヌナ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 286人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ピノ子
| 作成日時：2023年2月7日 13時
