♡ ページ11
.
テヒョンが私にたまに付ける赤い痕
独占欲の表れなんだって。
仕事柄、メイクオンニに怒られてメンバー達には呆れられてしまうけど、テヒョンが残した痕だと思うと鏡に映るそれを見ると嬉しくなった。
ずっとテヒョンにも付けたいと思ってたけど、どこか周りを気にしてしまう気持ちが勝ってしまってずっと付けれずにいたんだ。
今ならいいよね。
首筋よりももっと付けたい場所がある。
テヒョンの綺麗な鎖骨。
何度か触れるだけのキスをしてから、強く吸い付けば朱色の痕が小さくひとつ。
それを見たテヒョンは、すごく嬉しそうに笑うんだ。
『俺は、ヌナのものって証拠だね。
ずっと消えなければいいのに…』
私の腰を掴んで引き寄せると、小首を傾げながら
『ねっ。もう我慢できない。挿れていい？』
可愛くおねだりするテヒョンは、自分の膝の上に私を乗せた。
「口でしたかったのに…」
『二回戦でね』
「…何回戦まであるの？」
『さぁ？今日は寝かさないかも』
「………」
きっと冗談なんかじゃない。たぶん。
テヒョンは、目の前にある私の胸に顔を押し当てながら、大きくなったものを私の秘部にぐりぐりと押し当ててくる。
『ぬなぁ〜挿れて』
そしてとびきり甘えた口調で囁くんだ。
テヒョンの首に手を回し、ゆっくりと腰を深く沈ませるとくちゅっと厭らしい音がした。
ずっと疼いていた下腹部が満たされる感覚。
もっともっと深く奥まで繋がりたいと思う欲が湧き上がってくる。
「…っん、…入ったよっ…」
『…はぁ……きもちいい。だめだぁ。今日、やばいかも…』
私の中、テヒョンのものがぴったりと欲しい所に当たってとろとろと愛液が溢れ出てくる。きゅっと締め付けるとテヒョンのものが私の中で質量を増した。
『んっ…あんま締めないで』
「ねぇ、今大きくなった」
『待って、ぬな…』
ゆらゆらと動き出した私の背中に手が回って
テヒョンが強く抱きしめその動きを止める。
『…はぁ……だめ、すぐイキそう』
「……いいよ」
『やだ。ずっとこうしてたい』
「ずっと？」
『うん、ずっと…』
「動かなくていいの？」
『………たまに少しだけ』
はにかみながら期待するような瞳で私を見つめて、強く抱きしめていた腕が緩むから、ふふっと笑ってゆっくりと少しだけ動いてみる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 286人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ピノ子
| 作成日時：2023年2月7日 13時
