4話 ページ5
剣持「……最早、その度胸も末恐ろしいですね。
ここまでの重要な情報を持ちながらも、護衛をつけず1人でやってくるなんて。」
『……まあ、いくら
『では続いて。政治の内部情勢についての資料が此方です。
こちらは参謀、政治補佐、1番〜6番までの部隊長、国専属の研究員や傭兵、スパイ傭兵などの、
性別、年齢、身長や体重、出身や功績やなどの詳細情報がそれぞれ纏められているものです。
一応、私の役職は参謀長をやらせていただいております。』
確かに、a国には優秀な参謀がいるという噂を聞いていた気がする。
そう、ふと思い出した葛葉は、耳を掻くフリをしてインカムを繋ぎ小声で何かを呟いた。
『王に対しての忠誠心…ですが、
1番隊長のリュナー・ハウルと彼へ従っている1番隊員ら以外は皆無と言ってもいいでしょう。』
葛葉「……リュナー・ハウル…？そいつはどうなんだ」
『…リュナー・ハウル。彼は王直々のスカウトで軍へ入隊したいわゆる箔付きです。
戦闘能力自体が高いのですが、それ以外に特殊な能力のようなものを持っており…
故意的に自分の意識を落とし本能で戦う、いわゆる
『彼自身、その力に誇りを持ってたのですが、
幼い頃からその力を持っていたせいで周りからは恐れられる一方。
しかしその力を見た王が非常に誉め称え、そして直々に軍にスカウトをしたため
彼は王に対して絶対的な忠誠心を抱く様になりました。
…この情報は本人から聞いたので嘘偽りがある可能性は低いかと思われます』
伏見「なるほど」
『……彼自身、気さくで私のような者にも明るく接してくれるいい者なのですが…
王の命令は何が何でも必ず遂行する、殺.戮人形と化しているので厳重な注意が必要です。』
長尾「……そいつ…リュナーという奴以外には、お前が王を殺した事は伝えてあるのか？」
『はい。王を殺し別国へ助けを求めるという作戦は彼を含めた1番隊以外の者には言っており、了承を得ています。』
長尾「じゃあ、そいつらには言ってないんだな？」
『はい、勿論。
王へ永遠の忠誠を誓った彼に今回の作戦を伝えるなどしたら、私の命は無くなるでしょうから。』
長尾「……そうか」
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猫のお餅( ･ω･ )(プロフ) - りょーーさん» そんな気に入ってくださるなんて…😭ありがとうございます、とても励みになります！！ (4月4日 19時) (
レス) id: 278cf1e01e (このIDを非表示/違反報告)
りょーー - 最近この界隈ハマったばかりなんですが、設定と世界観が癖すぎて…辛いです……これからもずっと応援してます！！ (4月3日 23時) (レス) id: f52fe25127 (このIDを非表示/違反報告)
猫のお餅( ･ω･ )(プロフ) - Upa丸さん» こういうシンプルな声援も良いんだよな……真っ直ぐなその気持ち、めっちゃ沁みました！更新頑張ります！ (12月20日 20時) (レス) id: a7af9d7ebe (このIDを非表示/違反報告)
Upa丸(プロフ) - 本当に大好きですーーー！これからも無理せず活動頑張ってください！！ (12月20日 19時) (レス) @page39 id: 3c4a854e64 (このIDを非表示/違反報告)
猫のお餅( ･ω･ )(プロフ) - ??さん» ありがとうございます！頑張ります！ (12月10日 18時) (レス) id: 6ee307290c (このIDを非表示/違反報告)
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