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sn「んで………なんかあったん？何でも聞くで？」
『ｸﾞｽｯ……ｽﾞﾋﾞｯ………そ、れが……』
『＿＿＿＿ってなって……気がついたらここにいて………』
sn「……なるほどなぁ」
『っ…ご、ごめんね。………こんな……ｯ人間で…』
sn「……はぁ…」
『ｯ』ﾋﾞｸｯ
もしかしたら、怒られるかな……
しんぺいも仕事があるのに、いきなり来ちゃったし…
落ち着かない心音をどうにかしたくて、しんぺいが淹れてくれたミルクティーを一口飲む。
あったかくて、甘くて安心する。
sn「……なぁ、A」
『な、なに？』
sn「…そんな思い詰めんくてええと思うで。……昔からやけど」
『え、？』
sn「いや、だってなぁ………」
sn「今、Aはブラック会社に勤めてて、それだけでストレスすごいのに、
周りで起こる全部の事が自分のせいだって思っとったらキリが無いわ。
確かに不幸体質ではあるけど、神サマもそんな意地悪やないやろ。Aは頑張っとる。」
『ち、が……！』
sn「違くない、ずっと小さい頃から思い詰めてるやん。
………ご両親が亡くなったのも自分のせいやって思っとるんやない？」
『‼︎』
sn「今はストレスが溜まってこうやって泣いちゃってる感じやと思うから、少し休憩してみぃひん？」
『………』
sn「俺、昔から幸運体質なん知っとるやろ？だったら一緒にいれば＋−0やし！」
『………いいの…？』
sn「もちろん！」
『……ｯありがと……しんぺい………』
神様、私は不幸体質だと思ってましたが、どうやら家族の運には恵まれていた様です。
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作者名：猫のお餅┏( .-. ┏ ) ┓ | 作成日時：2022年10月10日 8時
