炭治郎の姉上は心臓の病を持っています

夜 ページ44

『これからどうしましょう』

「ゆうなちゃん？」


この声は善逸かな？


『どうしたの？こんな時間に』

「ゆうなちゃんこそ何してるんの？」

『んーとね…月を見てたの』


柱の人といたなんて言ったらうるさいしね

しかも男


「寝ないの？」

『うん。最近は寝てばっかだから』

『善逸は眠くないの？』

「なんか目が覚めちゃってさ」

『子守唄でも歌おうか？』

「え！？いいの！？」

『この前の任務でのご褒美』

『頑張ったんでしょ？』

手短くなってるし

「俺頑張ったんだよぉおお！！」
　
心臓に響く！

『善逸静かにしようか？みんな寝てるから』

「あ、ごめん…」

さて、寒くなってきたし戻ろう

『さぁ、ベットに戻ろう？』

「なんかゆうなちゃん、顔色悪いよ？」

『？夜だからじゃない？』

「そうかな？」

『さ、早く行こう』

私は善逸の手を引いて善逸の部屋に向かった

善逸をベットに寝かせた

『歌うよ？』

「うん」

『 こんこん小山の小うさぎは〜

　 なぁぜにお耳が長うござる〜

　 小さい時に母様がぁ

　 長い木の葉を食べたゆえ〜 』

「ｽｰ…ｽｰ」

善逸は静かに寝ていた

『お休み､善逸』


外の方を見ると夜は明けていた

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