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無限列車 続 ページ7

私は音無く近づいて頸を斬った

つもりだった

「あれぇ何で寝てないの?」

下弦の…一!?

『…答える必要はない』

私は早く頸を斬りたくて仕方がなかった

そして頸を斬った

「!?」

手応えが殆ど無い…


「…あの方が柱に加えて耳飾りの
“鬼にしろ”と言った気持ち…凄くよく分かったよ」

「殺すのは勿体ないから」

死なない…?

鬼になる?私が?

「本当に綺麗な顔をしているね…食べてしまいたい位に」

!?

「頸を斬ったのにどうして死なないか教えて欲しいよね」

「いいよ
俺は今気分が高揚してるから」

『本体じゃ無いんでしょ?』

「そう!そして俺はこの汽車と融合した!」

『!?』

「この列車の全てが俺の血であり肉であり骨となった!」

それじゃぁ!

「つまりこの汽車の乗客二百人余りが俺の体をさらに強化するための餌そして人質」

「ねぇ守りきれるの?一人で」

「この汽車の端から端までうじゃうじゃと居る
人間達の全てを…俺に“お預け”させられるかな?」


私は皆が寝ている所へ走った

とりあえず私が守りきれるのは限界でも三両ほど…
他は炭治郎達に任せるしか…

でもいつ起きるのか分からない!

私は皆が寝ている場所へつくと炭治郎が私の方に駆け寄って来た

「姉さん!!心配したんですよ!!」

『うんごめんね…でも今はそれどころじゃ無いの』

どうやら皆目が覚めたようだ

ドコンッ

『炭治郎!?』
「竈門少年!」

「姉さん!煉獄さん!」

「余裕はない!手短に話す」

「この汽車は八両編成だ!俺は後方五両を竈門少女と守る!」

私と煉獄さんが五両

後の三両は善逸と禰豆子。
と煉獄さんが行っている

「君と猪頭少年は…」

兎に角私は煉獄さんのサポートをすればいい…

「鬼の頸を探せ!」

?頸を探せ?

『煉獄さん!待ってください!今この鬼は
「どのような形であろうとも鬼である限り頸はある!」…そ、そうですよね』


ドン!


『炭治郎…生きるのよ…』

私は炭治郎に一言残し

煉獄さんのあとを追った

無限列車 上弦の参→←無限列車 始まり



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al8056(プロフ) - 善逸が善一になってますよ!!! (2021年2月12日 8時) (レス) id: 56a3767e45 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶タピオカ2号(プロフ) - ランキング13位おめでとうございます!!(*>∇<)ノ (2020年5月21日 7時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
O.Y(プロフ) - 涙腺崩壊,号泣不可避!とても良い話でした(。°|u…u|°。)素晴らしい作品をありがとうございました! (2020年4月27日 1時) (レス) id: c0f7618e8a (このIDを非表示/違反報告)
抹茶タピオカ2号(プロフ) - こゆき、オタクだお!です!私が、知らない間に完結していたなんて(*ToT)もお本当に最高な作品でした!!!とても面白かったです( ≧∀≦)ノ (2020年4月26日 1時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
(*^^*) - 夢主ちゃん死ぬの!?ワーオ…でも夢主死んだら物語終わりじゃね!? (2020年2月24日 17時) (レス) id: b495665938 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆうな | 作成日時:2020年1月25日 10時

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