炭治郎の姉上は心臓の病を持っています“弐”

無一郎に会いに ページ1

『あの〜すみませ〜ん』

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

「誰？こんな早くに……ゆうな！？」

『おはよう無一郎』

そう私は無一郎の座敷に来ています

そして抱き付かれた

「大丈夫なの？」

『無一郎…苦しい』

やっぱり男の子だなぁ

「ぁ､ごめん」

『大丈夫だよ。ごめんね心配させたみたいで』



「本当に心配した」

『よしよし』

「ﾑ…」

可愛い！

『ぁ！はいこれどうぞ〜』

「何？これ」

『何がいいか分からなかったからお団子買ってきたの』


「ありがとうそれより中に入ろう」

『うん』

広！！

『広いのね〜』

「そう？」

『うん』

「一緒に食べよう？」

『団子？』

「うん」


パクパク


黙々と食べていると無一郎が話した

「僕さ…記憶がないんだ」

『…それがどうしたの？』

「嫌にならないの？」

『何で？』

「気持ち…悪くないの？」

『大丈夫…私はずっと一緒にいるよ』

それに…

『私と同じだからさ』

ほっとけないよ

「同じって」

『私もさ､一部だけ記憶がすっぽり抜けてるの』

「…」

『失った記憶は取り戻せばいい』

『そうやって父さんに教えて貰ったんだ』

『一緒に頑張ろう？』

「うん！」


その後は楽しく話をしましたとさ

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