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宏太side
「山田さんは____でしょう。」
点滴に繋がれる山田を見て、ついさっきお医者さんに言われた言葉を思い出す。
山田が倒れて、ちょうどマネージャーが来て、救急車が来て、俺とマネージャーが乗って、お医者さんの話を聞いて……
今に至る。
マネージャーがいなかったら……と考えただけでゾッとする。
俺以外のメンバーはもう1人のマネージャーの車に乗って、今現在病院に向かっている。
病室に山田と2人きり。
マネージャーは忙しく電話をかけている。
ベッドに眠る山田が今にも消えてしまいそうで正直怖い。
最年長だから、山田の先輩だから、もっと何か出来たはずだ。
宏「ごめんな……」
病室になんとも虚しい声がぽつりと浮かんだ。
この『ごめん』は、ただの自己満足に過ぎない。
あの山田の泣き顔が忘れられなかった。
そういえば……ゲームのログインさえしていないって山田が来る前の楽屋で知念が言ってたっけ。
いつから無理していたんだよ……
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赤兎(プロフ) - やまたかさん» 喜ばしい限りです。ありがとうございます! (2020年3月12日 23時) (レス) id: 4dedd8f2d1 (このIDを非表示/違反報告)
やまたか - 完結おめでとうございます♪毎日楽しみに読んでおりました(*゚▽゚*)特別なチカラ_も更新頑張ってください! (2020年3月12日 21時) (レス) id: 6533d85759 (このIDを非表示/違反報告)
赤兎(プロフ) - やまたかさん» 嬉しい感想ありがとうございます。大ファンだなんて……恐れ入ります。 (2020年3月4日 11時) (レス) id: 4dedd8f2d1 (このIDを非表示/違反報告)
やまたか - 一目見ただけでこのお話の大ファンになりましたっ!これからも更新頑張ってください!応援しております♪ (2020年3月3日 19時) (レス) id: 6533d85759 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:赤兎 | 作成日時:2020年2月9日 17時