ワールドトリガー&とある科学の超電磁砲 (ページ14)

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十三番ページ14

太刀川「故障じゃない？………」

国近「……トリオン兵……かもしれない………」

ボソッと国近が、呟いた。

「はい。今、私が電気を流してるから故障なんて起こんないそれに、昨日三輪隊が、これと同じタイプに遭遇してますよね？」

出水「あ、ああ。」

「やっぱり、！……来ます！三、二、一！」

カウントダウンを始める。

ガシャン

エレベーターの扉が手動で開く。

出水「トリオン兵！？」

「やっぱり、………」

国近「本部、こちら太刀川隊の国近です。現在、〇〇デパートにて、新型トリオン兵に遭遇、太刀川隊の太刀川、出水両隊員が、応戦中」

忍田『了解した、そこに久原さんはいるか？』

国近「います」

忍田『わかった、久原さんの能力と連携して市民を外に出してくれ』

国近「了解しました」

国近「Aちゃんお願いしたいことがあるの！」

「はい！」

国近「Aちゃんの能力で一般人を外に出してくれるかな？」

「了解！(座標移動〈ムーブポイント〉」

いち早く能力を切り替え市民を外に

困惑する市民をよそにAは次々と市民を外に

9階フロアに、約百人はいたとされていたが

ほんの数分で市民を外に出してしまった。

太刀川「よし！片付いた！」

「ふにゃ～」

へたっと、地面に体を預け疲れたオーラを出している。

出水「それにしてもすごいな超能力って………」

「いえ、そんなにいいものではありません。……私、学園都市に一人だけの多重能力者なんです。」

国近「え？…」

「多重能力者それは、〈デュアルスキル〉と呼ばれるいまのところ誰も使えない能力。けど私は使えるんです。小さい頃私はおいてけぼり〈チャイルドエラー〉と、呼ばれる孤児でした。」