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あと4日で三代目さんのツアーが
はじまる。
初日は京セラドームのため
大阪まで衣装を運ばなければならない。
だから今は出来上がった衣装を
トラックへ詰め込んでいる。
美「もう、大丈夫？」
「うん、大丈夫そう」
美「おっけーい、じゃ先上がってていいよ〜」
「ありがとう〜」
詰め込みも終わり事務所の中に戻ると
受け付けの前にGENERATIONSの
片寄さんがいた。
目が合ったので軽く会釈すると
涼「宮下、Aさんだよね？」
「え？あ、そうですけど」
涼「ねぇ、いきなりだけどさ
今日ご飯行かない？」
「えっ……」
片寄さんからのいきなりのご飯のお誘い。
テレビで見ていた時はすごい
優しそうな人だと思っていたけど
意外とチャラいのかな……？
涼「あ、いきなり会った人とご飯なんて
嫌だよね……？」
くりくりな目をうるうるしながら
私を見つめてくる。
くそぉ、罪だこの人。
「あ、いや、そういうわけじゃ」
涼「えっ！？ほんとに！じゃ決定！」
「えっ？」
涼「携帯貸して」
言われたまま携帯を渡すと
なにかゴソゴソ触っている。
涼「はい、ありがとう」
「あ、はい」
涼「連絡先交換したから
あとでご飯食べる場所送っとくねー
7時くらいで大丈夫？」
「だ、大丈夫です」
涼「じゃ、また」
片寄さんの圧に押されて
断ることが出来なかった。
意外と強引な、人？
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作者名：ゆーか x他2人 | 作成日時：2018年8月21日 17時
