約束～Love Story～数原龍友 (ページ11)

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課長からLDHへのしばらくの

移動の話を聞いてから時間はあっという間に

過ぎていて1ヶ月が経っていた。

「ねぇ、ほんとに行くの？」

美「ここまで来てそれ言う？笑」

そう、今はもうLDHの事務所前。

「もう、入るしかないよね…」

美「そうだね…」

「……」

美「…大丈夫。私がついてる」

「うん…行こ」

重たいスーツケースを引きながら

私達はこれから何ヶ月かお世話になる

LDHに足を踏み入れた。

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中に入ると綺麗な女性が2人受付に

座っていた。

「あの、宮下Aと西村美咲です」

受付「あぁ！宮下さんと西村さんですね

少々お待ちください。」

美「なんか、すごいね」

「そうだね」

受付「それではお二人は社長室へ

ご案内致しますね」

『ありがとうございます』

エレベーターに乗り2階に上がって

降りたすぐ目の前が社長室だった。

受付「こちらです」

『ありがとうございました』

ニコッと笑った受付のお姉さん。

龍友はいつもこんな綺麗な人達と

顔を合わせているんだ…、

なんか複雑だな。

そんなことより、

コンコンッ

？「はい」

「宮下と西村です」

？「あぁ！どうぞ入って」

『失礼します』

ガチャ

HIRO「ようこそ、LDHへ

よく来てくれたね、ありがとう。

とりあえずここに座って座って」

「あ、はい、ありがとうございます」

それからHIROさんにデスクの場所、

しばらく住む部屋

のことなどを教えてもらった。

結構すごそうなお部屋だったな……。笑

HIRO「じゃあ、本題に入るね

今回は三代目のライブ衣装のデザインを

担当してもらうことは聞いてるよね？」

『はい』

HIRO「それでお願いしたいことがあって…

衣装を三代目メンバーみんなの案を聞いたりして

デザインをしてもらいたいんだ

もちろん、2人が考えた衣装もいいけどね

そこで、2人にはこれから

三代目メンバーと

一緒に行動してもらうことにします」

『えっ？』

HIRO「まぁ最初は戸惑っちゃうよね

三代目の色々な表情を見てもらいたいんだ

やっぱりメンバーのことをよく知っていた方が

いいと思うし、」

HIRO「そろそろメンバー来るはずだから

紹介するね」

『え？』