約束～Love Story～数原龍友 (ページ41)

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ツアーが始まり忙しい毎日を過ごしていた。

気がつけばツアー終了まで

あと一週間。

2公演しか残っていない。

美「もうそろそろで終わりだね」

「そうだねぇ」

美「なんか、寂しくなるね

三代目さんと一緒に居れなくなるの」

？「何が寂しいのー？」

美「キャッ！！！！」

美咲の目を隠した犯人は……

岩ちゃんだ。

美「ちょっと岩ちゃん！！

やめてよ」

岩「俺たちと会えなくなるの寂しいんだぁニヤ」

美「そ、そんなこと思ってないし！！」

なんてイチャイチャしている二人を見て

お似合いなんだから

早くくっつけばいいのに～なんて

能天気なことを考えていた。

臣「あの二人ってできてる？」

「いや、できてないと思います」

山「ありゃ、時間の問題やな」

E「そう思います……」

「「「ねぇーー」」」

みんなで顔を合わせて頷きあった。

「でも、ほんとに寂しいです、私は」

山「ほんまか？じゃあ健ちゃんと一緒おろーや♪」

「そういう事じゃ……笑」

山「なぬっ?!今、軽く振られたよな！？俺！」

臣「健ちゃんどんまい」

山「くそぉぉ、A！覚えとけよー！」

そう言い残してどこかへ行ってしまった。

E「あらら、拗ねたね」

臣「だね」

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そしてツアーファイナル当日。

ヤフオクドームでこのツアーが

締めくくられる。

この約1年はあっという間だった。

とてもいい経験をさせてもらえたと思ってる。

ありがとう。

隆「まだ、はやいよ、終わってないでーす」

「え？」

隆「心の声ダダ漏れだよ」

「えぇ、恥ずかしい！」

隆「Aちゃんらしいわ笑」

「それ、どういうことですかー？笑」

隆「あ！そういえば

今日ね大阪城ホールでGENEのツアーも

ファイナルだってさ」

「そうなんだー」

龍友もファイナルかぁ。

できれば会ってお疲れ様って

言いたかったな。

それにそんな日が来るのはないだろうし。

隆「Aちゃん、ありがとうね」

「さっきまだ終わってないって言ったの

隆二くんだよ？笑」

隆「そうだけど。本当に救われたよ

Aちゃんに。ありがとう」

ファンを魅力するあの素敵な笑顔で

微笑まれた。

こんなのドキドキしないはずないよ。