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晴「うわぁ、隼の周り人ばっかり」
伶「すごいことなってるね」
「……」
隼、人気者だ。
隼と話せてる人いいなぁ。
晴「Aも行ってきたら?」
「いやいや、あんな渦の中に入り込むなんて
無理だわ」
晴「まぁそっか。」
伶「近寄ってきてくれたらいいのにね」
そう伶菜が何気なく呟いていたのに、
その隼を取り囲む渦は
だんだん私たちのいる方に
近寄ってきていた。
隼「佐藤!鷲尾!A!楓!久しぶりや!!!」
晴「うわ、騒がしいのきた」
楓「だね」
隼「そんなん言わないでよ、隼くん悲しい」
伶「気、気持ち悪い」
晴「伶菜にそんなこと言われるのは相当だよ笑」
隼「え?鷲尾?嘘だよな?」
伶「嘘じゃない」
隼「うそーん!!!」
「……」
やっぱり隼は変わらない、隼は隼だ。
隼「A?」
「……あ、なに?」
隼「どうした?しんどそうだけど」
「なにもないよ」
隼「そっか、あんま無理すんなよ」
そう言うとまた晴美達と話し出した。
隼「えっ?!佐藤結婚してる!?!?」
晴「してるよ、さっきAにも
そんな顔されたわ」
隼にとっては何気なく言った言葉かも
しれないけれど
私にとってはとっても嬉しかった。
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作者名:ゆーか | 作成日時:2018年9月21日 23時