毎朝あの電車。 (ページ9)

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〜昼休み〜

「祐基って1組だよね？」

れい「そだよー」

今、私達廊下小走りなう

なぜかと言うとね、後休み時間10分しかない

十分あるじゃんって思うよね？でもね私達8組。

祐基は1組。

遠いっ！！！！

「もう、しんどいわ」

帰宅部の私にはそれはそれは辛いことでして

れい「はやくはやく！」

帰宅部なのに運動神経が良いれいさんはもう、数ｍ先まで行ってる。

まぁ、そんなこんな？でやっと着いたわけで

れい「祐基ー！」

祐「れいー！」

ｷﾞｭｯ

「はぁー」

出たよ、このバカップル←

人目も気にしないでハグしちゃって、、

ここにいる私はどうしたらいいんだ

「おふたりさーん戻ってきて〜」

れい「ごめんごめん忘れてた」←

うそん

れい「祐基に聞きたいことあるから来たんだけど」

祐「うん、どした？」

れい「えーっと………………誰だっけ？」

「嘘でしょ笑あのー私が聞きたいことなんだけど祐基って"福田佑亮"って人知ってる？」

祐「え？知ってるもなにも…

僕の親友だよ？」

…………………………

「え？そうなの？！」

れい「あぁーそうか！だから私どっかで聞いた事あったんだ」

祐「そうだけど、なんで佑亮の事？」

「まぁ色々ありまして……………………」

.

祐「そうだったんだ。でも佑亮が珍しいなぁ〜」

「なんで？」

祐「だって佑亮、基本的に女子と喋らないし関わろうとかしないんだよ。授業あってもサボって屋上行くし」

れい「へぇー結構クールな人なんだね」

祐「いや、クールじゃないよ笑そんな感じに思うでしょ？でもほんとにあいつうるさいだけだから笑」

れい「あ、そうなの笑ちなみにその子何組？」

祐「2組だよ。ここの隣！」

「そうだったんだ。ここの学校クラス多いからそりゃー知らない人ぐらいいるよね笑」

祐「まぁね笑そのカーディガンって返すんだよね？僕渡そうか？」

「いいよいいよ私もお礼言いたいし」

どんな人か気になるし、

れい「ほぉ、そーゆう事ね笑」

何かれいﾆﾔﾆﾔしてるし

「なにが笑もうそろそろ戻らないと」

れい「そだねん。祐基ばいばーい」

祐「ばいばーい」