絶対的お似合い

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〜その夜〜


翔平「もしもし〜A？遅くなってごめんね」

A「私もバタバタしてたから大丈夫！気をつけてたのに撮られちゃってごめんね」

翔平「なんで謝るの？(笑)俺としては堂々の交際宣言がやっと出来て喜んでたところ」

A「私はちょっと怖い…翔平くんのファンからの反応が…自分のチームに迷惑かけないかなとか考えれば考えるほど怖い」

翔平「大丈夫だよ！俺のとこもAのとこもスーパースター抱えてるんだよ？そのくらいの対応みんな出来るエリート揃いに決まってるよ」

A「自分でスーパースターっていう？(笑)でもね、少なからず、報道が出たら、お互い少しでも調子が悪いと恋人のせいだってなっちゃうと思うの。そうならないように私もっと頑張るね！！」

翔平「これ以上頑張らないでいいよ、毅然としとけばいいの」

A「私はずっとオドオドしてるのに、翔平くんは強いね」

翔平「それだけ、Aへの愛が強いってこと！何言われても別れる気ないし、だから何言ってくれてもAが居てくれたら平気。Aもそうでしょ？」

A「たしかにそうだね。なんか元気出てきた！ポジティブに考えないとね！」

翔平「そうだよ！これでやっと外にデートに行ける！あ、一平さんのお父さんの店一緒に行こう」

A「行きたい！！そっか。翔平くんとお外でデートできるようになるのか〜！それは楽しみだ！！翔平くんは私を喜ばせる天才だね」

翔平「喜ばせるし、落ち着かせるし二刀流だよ(笑)」

A「うふふ、確かにそうだ！あ、報道出る前に両親にだけ連絡しときたいからもう切るね？」

翔平「あ、俺も言っとこうかな」

A「たぶん、翔平くんと付き合ってるなんて夢にも思ってないからビックリして転んじゃうかも。でもきっと喜ぶ！お父さん野球ファンだし」

翔平「俺もAと付き合ってるって知ったらめっちゃ喜んでくれる。むしろはやく結婚しろとか言われそう…(笑)」

A「じゃあ、お互い驚かせないように連絡しとこ？またね！！」

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