絶対的お似合い

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〜Aside〜


ピンポーン

翔平「A〜会いたかったよ〜！おめでとうう！」

A「わあ、翔平くん！いきなりびっくり！潰れちゃうよ(笑)」

翔平「それは大変だ。中入れて」

A「どうぞ〜！今日の翔平くんもかっこよかった！テレビで試合見てたんだ〜！あー…でもインタビューあれなに！(笑)」

翔平「もう一平さんに口酸っぱく怒られたんだからAまで怒らないで〜」

A「一平さんに怒られたの？やっぱりあれはアウトだよ」

翔平「まだAの名前出さなかっただけでも褒めて欲しいところなのに」

A「もう」

翔平「じゃあ、Aは、俺が違う人の彼氏だって勘違いされてもいいの？」

A「それはヤダかな…」

翔平「せっかく会えたんだしこんな話はおしまい！はい、おいで」

万遍の笑みで手を広げて待ってる翔平くん見ると…
許さざるを得ない……

ほんとずるい人
この人には一生叶わない気がする

A「あ、そうだ！翔平くんにプレゼントがあります」

翔平「え、なになに？でももうAが無事に帰ってきてくれただけでも十分にプレゼントなんだけど…」

A「はい！これ」

翔平「……」

家のスペアキーを渡した
付き合ってまだ間もないから重かったかな……？

翔平「ほんとにいいの……？嬉しいめっちゃ嬉しい」

A「もし、私よりも先に翔平くんが来ちゃった時の為に持ってて貰った方がいいなと思って」

翔平「ありがとう…同棲したいなとずっと思ってるんだけどAはどう思う？」

A「うーん…普通のカップルがどのくらいで同棲に踏み切るのかのデータもないからなんとも分からないけど、翔平くんと少しでも会える時間増えるならしたいなーと思うけど、お互い特殊な生活リズムで動いてるから大丈夫かな？っても思う」

翔平「そっか、同棲するにあたってはいろいろとルール決めないとだね」

A「うん…そのあたり融通効かない彼女でごめんね」

翔平「何言ってんの、俺だって同じことだし！こればかりは俺ら2人だから共感できる部分じゃん」

A「たしかにそうか」

翔平「お試しでもいいからしてみようよ！同棲」

A「翔平くんがうちに来てくれるってことだよね？」

翔平「どっちでもいいけどAのいい方がいい」

A「使い勝手分からないキッチンで料理できる自信ないからウチがいいな！翔平くんちに比べたら大分狭くない？」

翔平「2人で暮らすには十分すぎるくらい広いよここ(笑)」

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