3話 ページ3
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あれから五条さんの心の中は読めなくなった。
多分きっと、何かをしてくれたんだと思う。
『……ここが、』
私は今、大きな学校だろうか。
建物の前に立っている。
五条さんはここが高専、とだけ言った。
建物の看板?のようなものには
東京都立呪術高等学校、と書かれている。
本当に呪術?の学校なんてあるんだ。
『あの、でも私ここに来るとは言ってないですよね……?』
成り行きでついてきたものの、別にこの学校に来るつもりはない。
私だって一応学校行ってるし。
「え?もう転入決定してるよ☆」
親御さんにも話しちゃったし、という五条さん。
勝手に決められていたのか……。
『勝手に決めないでくださいよ』
私の意見なんて聞いてくれないの?
ちょっと酷くない?
「さー、入って入って」
見事にスルーして中を案内する彼。
……もう良いです。
少し歩いて校舎の中を歩いていると、人とばったり会った。
「あ、センセーじゃん、……誰?」
[うわー、可愛子がいる]
やっぱり心の中が読める。
彼は虎杖悠仁、と名乗った。
『虎杖君……、私は阪元Aって言います』
「おっけ、Aね、転入生??」
「そ、今案内してんの」
「へー、これから宜しくなー!」
「因みに悠二、悠二の先輩さんだからね」
「……えッ!?うっそ、マジごめん!」
『い、良いの良いの、気にしないで』
「そこで何してるんですか」
「おっ、恵じゃん〜、いい所に、2年の転入生だよ」
[…………誰だこの人]
まぁ、最初はそうなりますよね。
ごめんなさい、私も成り行きで来てるだけなのでほぼ理解してないです。
「伏黒恵です、よろしくお願いします」
『あ、阪元Aです、こちらこそよろしくね』
「さー、次々、野薔薇は?」
「知りませんよ」
「あー、確か教室いたと思うけど」
「オッケー、さ、レッツゴー!」
いやあの、そんな事言われても……。
「うっさいわね、ここに居るわよ」
近くの階段から降りてきて顔を出す女の子。
え、美人さんだ……。
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雛乃 - 待って...同い年じゃん!中二って大変だよね...。頑張ってください! (2021年6月27日 16時) (レス) id: d318428c81 (このIDを非表示/違反報告)
椎茸の花(プロフ) - ツナマヨさん» わぁ、仲間いた!私も同じ考えですwwでも私は友達無理やり、というか強制連行するかもですね…((殴 (2021年3月27日 21時) (レス) id: 30bae5f896 (このIDを非表示/違反報告)
ツナマヨ(プロフ) - 私も推し2トップが狗巻君と乙骨君何ですよ!そして、映画!私も画面見て発狂しました!絶対行きますよ!中学生でも、一人で行く!!!!!!!! (2021年3月27日 20時) (レス) id: 33f327ed78 (このIDを非表示/違反報告)
椎茸の花(プロフ) - のんさん» いえいえ、私も仲間いて嬉しいです(*^▽^*)私も多分というか絶対見に行く予定です〜!私は出てきた瞬間嬉しさのあまり泣きながら固まってましたww (2021年3月27日 10時) (レス) id: 30bae5f896 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - 0巻が映画化されるって本編が終わったあとに出てきて、1人で拍手してて嬉しすぎて発狂してましたw絶対見に行きます!!!1人でも見に行きます!!!今からめちゃくちゃ楽しみです!長文&自分語りすみません (2021年3月27日 9時) (レス) id: 16749b4062 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:椎茸の花 x他1人 | 作成日時:2021年3月6日 21時