狗巻君、聞こえてます。【 狗巻棘 】《完結》

１４話 ページ14

．





お気に入り登録９００人越え……幻覚かな。




．









『お腹空いたな』





「コンビニでも行けば？」








真希ちゃんと廊下を歩く。

今日も冷たいね、そこも好きよ(((殴









すると前から野薔薇ちゃんと悠二君が、走ってきた。

後ろから小走りで追いかけてくる伏黒君も。






過保護、お疲れ様です←←









「何だ、なんかあったのか？」




『１年生も元気だねぇ』









［なんかおばさんみたいね］



［なんか渋い！］



［……年の差が感じられる、…………］







［Aも元気だろ、毎日のようにウザイほど。］









ちょっと私今貶されなかった？？

年の差、そんなにないよね？





渋いとおばさんは失礼よ。








真希ちゃんに関してはツッコミいれるの飽きたからスルーしとくね(＊´ｖ｀)←←









『で、どうかしたの？』







「A先輩ッ、皆でランチ行きましょう！」









［らぁぁんちだとぉぉぉぉぉぉ！？！？］





『ぱ、パンダッ！？』









野薔薇ちゃん達の後ろからものすごい音を立ててパンダが走ってくる。

その後を余裕そうに追いかけてくる狗巻君。






狗巻君、貴方まさか体力お化け……？？









「それ、俺も行くに決まってんだろぉぉぉ！！！」





［ふひー、ふひー、………］







いや、疲れきってるじゃんww









『話聞こえたのね、……うん、一緒に行くつもりだったけど』






［何だよ、走らせんなよ……、］









いや走ってきたの貴方だよね。

勝手に走ってきただけだよね。








私何も悪くないよね！？！？









「いくら〜、明太子」





『うん、狗巻君も一緒に行こうか』








というか一緒に行くつもりだったし。

え、任務？？気にしない、気にしない(((殴









［Aとご飯……！！一生の幸せ、！

絶対に拝まなきゃ、唯一の視福……！！］






相変わらず、狗巻君の心の声は凄いですね……。









［Aって絶対口周りとかつけそう、ハンカチ持って行かなきゃ］









私そんな事しないけど……。

意外と狗巻君も過保護だった件について。





．

１５話→←１３話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す