狗巻君、聞こえてます。【 狗巻棘 】《完結》

１１話 ページ11

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ユーザーランキング４位……！

こんな上位を取れたのは、皆様のおかげですヽ(；▽；)ノ





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「おい、コレ」


「コレって、どうしなくてもあれだよな」


「しゃけしゃけ、」







私に隠れて何かを見て感心？する３人。









『何見てるの？』







「うわっ、い、いたのか」









そんなに驚くことかな。

私、幽霊とかじゃないんだし……。








［あっぶね、見られてないよな？］








……見られる、って何を？









「おかか、おかか！！」




そんな全力否定されても困るというか……。








［コレ見つかったら絶対ヤバい、……でも怒るAも見たいかも、絶対可愛い］









最終的に可愛い、に辿り着いてるよ狗巻君。









というか、見つかったらヤバいものって何。

私に何か見られちゃいけないものでもあるの？？







そーなると倍に気になるのが人間ってものだよね。









「おー、何でもないぞー、あははー、、……」





……嘘成り立ってないよ。

もう少しちゃんと笑えばいいのに。←←そこ？









［はやく見えないところに隠さないと……、］





いや本当に何を持ってるの？？

そんなに私が見たらやばい？？









「うわっ、」




［や、やべっ、真希、棘でもいい、拾え、A以外が拾え！！］








「あ、ちょ、」



「おかかぁぁぁ！！」








３人の上に飛んだ紙は私の目の前に落ちた。









［［［あ、詰んだ］］］









『何を見てたの……って、何これ、なんで皆がこれ持ってるの！？』







「あー、わり、見つけたから」




［やっぱそうなるよなー、こりゃ説教か？］








「悪いと思ってるって！」



［Aの目が笑ってない……］







「ツナツナ、」



［怒ってる？？可愛い、好き、可愛すぎ、天使］








ちょっと狗巻君は無視だな。







私の手に握られてるそれ。

それは、３人が確実に見て騒いでいたものである。









その紙には右上に「阪元A」と書いてあり、その隣に大きく赤字で「０」と書いてある。

０の下には赤い二本線。





これはどうかしなくても。

私の０点のテストだ。







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