私の味方は柱だけ……なんてお世辞でも言えないわ【鬼滅の刃】

▼２話 ページ3

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今日は柱合会議の日だった。

勿論のこと乗り気ではない。




無「柱合会議行きたくない？」




『…うん。』



思わず頷いてしまい急いで訂正しようと言葉を発す。



『奏がいなければいい。』



…もっと酷くなった。



無「それは…しょうがないよ。


時間ギリギリにつけばお館様が守ってくれる。」



『そ、そうだよね！』




…なんと運の悪いことか。



奏はその場に通りかかった。



奏「あっ！Aちゃんとぉ…無一郎くんじゃぁん！」



無「…行こう。」

『うん。』



無視。



ひたすら無視をする。



奏「ひどっ、私の、ことっ…なんで無視…するの…。」


泣き出したって知らない。


無視されるのは自己責任でしょ。



奏「私にっ…刀刺した…癖にっ！」


その言葉に無一郎が反応した。


無「Aがいつ刀を刺した？」



奏「いつって…」



無「もういいよ。君と関わるのは面倒くさい。」


行くよと言って私の手をとった。


奏「…チッ。」


…この現場をしのぶが見ていたことに気づいた者はいなかった。




柱合会議中はお館様がいるためなにも言われなかった。


しかし…


し「すいませんお二方。」

柱合会議後にしのぶさんに呼び止められた。


『な、何ですか？』


し「…お話をさせてもらっても？」


無「…それって僕も？」

し「勿論です。


…蝶屋敷に来てください。」


その言葉だけを残してしのぶさんは帰っていった。





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