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太宰のボソッと呟いた声を合図に少し騒ぎが落ち着いた。
檀は、「…いやなんでだよ！」と言う太宰の声を耳にし、少し苦笑いをしながらコソッと坂田の握っているスマホの画面を覗いてみた。さっきまで何を騒いでいたのかが気になったのだ。
「……ん…」
そこにはとあるメッセージアプリの画面が映し出されていて、画面の上の方に、【うしさせ】と、独特なグループ会話の題名がつけられていた。
その題名の意味が予想出来ないまま会話のメンバーが表示されている欄を見てみると、上から順番に、
浦田。志麻。坂田。センラ。と名前が記されていた。ということは、題名はただ単にそれぞれの名前の頭文字を取ったもの。ということになる。
なるほど。名前自体に深い意味は無いのか。と、自己解決する。
しかし檀は、四人の名前の欄をもう一度見た時、一つ、不可解に思うことがあった。
「……センラ…？」
「…センラになんか用ですか？」
「……うわっ！ごめん！いや、なんでもないんだ」
センラ。その独特な名前を何処かで聞いたことがあるような気がした。
その違和感が喉元まで出かかっているような気がして、檀は思わずその名前を声に出してみる。
そうすると、センラという単語に反応して、坂田が檀の目線に顔を出す。
完全に自分の思考の中に入っていた檀は、らしくない声を出しながら一歩後ずさった。
「檀？」と、檀の行動を見て不思議に思う太宰を横目に、センラと言う名前のことについて考えながらも、いきなりスマホを覗くのは失礼だったな…と自分の行動を振り返る。
まあとりあえずそんなことは今は置いておく。自分が抱いた違和感の正体については気になるけれども。と思いながら檀は腕を組んだ。
「え、お前あほなの？これは安吾の言う通り縦読みで、【れんらくくださいさかた】になるじゃんか。かなり変な文章だし、かなり違和感あるけど。それにこれって俺の…」
「あほじゃない！てゆーか人のことをあほって言うやつがあほだろ！」
「人の話聞いてねえな」
檀が目線をあげた先には、先程の痛みを耐えた時に出た涙を目に溜め、俗に言うアホ毛と呼ばれるものを揺らす太宰に反抗する坂田がいた。
太宰に指を指し、必死に反抗する坂田。
「はぁ？！」と思わず声を出す太宰を見て、安吾が苦笑いして独り言を呟いた。
【連絡ください坂田】
何故今縦読みでメッセージを送ってきたのかは知らないが、坂田が眠っていた時間は実はかなり長い時間だった。
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筆ペン屋さん 極細(プロフ) - 柑橘みかん@crewさん» こちらこそすみませんでした…素敵なお誘いありがとうございました！ (2020年11月9日 23時) (
レス) id: d5543b7af3 (このIDを非表示/違反報告)
柑橘みかん@crew(プロフ) - 筆ペン屋さん 極細さん» いえいえ！！こちらこそ、無理なお誘いしてすみません(汗) 本当、定期的にコメントしにきます((((( (2020年11月9日 23時) (レス) id: 0a393c33d8 (このIDを非表示/違反報告)
筆ペン屋さん 極細(プロフ) - 柑橘みかん@crewさん» ごめんなさい！本当に申し訳ないんですけど、私、占ツクで作品を見たり、書いたりすることしかやってないので、出来ないです……誘ってくださったのにすみません… (2020年11月9日 23時) (レス) id: d5543b7af3 (このIDを非表示/違反報告)
柑橘みかん@crew(プロフ) - 筆ペン屋さん 極細さん» あの！よろしければ…ボードとかでお話しできないですかね(((((こrrrr (2020年11月9日 23時) (レス) id: 0a393c33d8 (このIDを非表示/違反報告)
筆ペン屋さん 極細(プロフ) - 柑橘みかん@crewさん» 私も嬉しいです！ダメです逝かないでください((( (2020年11月9日 23時) (レス) id: d5543b7af3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：筆ペン屋さん 極細 | 作成日時：2020年7月27日 0時
