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自分が何らかの理由で怪我をしてしまい、道で倒れ、それをこの人が見つけて休める所まで連れてきてくれて、怪我の手当をしてくれた。
坂田が言いたい事を正確にまとめるとこうなる。
ここまでの自分の状況を坂田なりにまとめ、判断を下し、助けてくれた男に感謝を述べた。と言うことだ。
しかし、それを聞いた男は、何故か顔に苦笑いを浮かべ、口を開く。
「……いや、違う。確かに傷の手当もしたし、君をここに運んで来たのも"俺達”だけど、君が頭を下げる必要はない。むしろこっちが…」
＿＿そう、男が言いかけたところだった。
「……おい檀！！太宰見つけたんだったら、俺のこと呼んでくれたっていいじゃねえか！！」
公園の入り口の方から慌ただしく声が聞こえた。
蝉の声をかき消し、ぎゃあぎゃあと騒いでいるもんだから、男と坂田はすぐに入り口の方を見る。
坂田の目線の先に、二つの人影が見えた。
正確には、公園の入り口付近にある大樹に光が遮られ、二人の姿が木陰と同化して坂田には上手く見えなかったから、坂田には人影にしか見えなかった。と言うべきだ。
自分はその人達を多分知らない。と坂田はすぐに思った。
姿は見えないけど、自分と会ったことがある人なら声を聞けば分かるはず。なら、この人の知り合いなのか？
…もしそうだったら、この人達も俺のことを助けてくれたのかな。
「…あの！」
坂田はそう思うと、もうその人影に向けて歩いていた。さっきの男との会話を全く気にせずに、自分の考えに導かれるまま。
思い立ったら時と場合によるがだいたいすぐ行動。それが坂田優というものである。
二人にお礼を言おうと、檀、と呼ばれた男を華麗にスルーし、坂田自身も木陰の中に入っていく。
自分の体に影が覆いかぶさり、木の葉の隙間から木漏れ日が溢れ出す。
その木漏れ日の中、坂田の目の前にも光が差し込み、視界をぼんやりと照らした。
しかし、そのぼんやりと照らされた視界の中でも、はっきりと映える色が坂田の前に現れた。
その色は、赤。
赤。坂田の髪の毛や、目の色とリンクしているような、映えた赤。
何一つ濁った色が混じっていない、鮮やかな色だった＿＿
「＿＿＿ああああああぁぁぁッ！？さっきの自 殺男！！！！」
坂田はその色に反応する。
声に気づかなかったから会ったことがない。その発言は撤回させてもらおう。
思い出したのだ。この男に坂田は会ったことがあるのだ。
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筆ペン屋さん 極細(プロフ) - 柑橘みかん@crewさん» こちらこそすみませんでした…素敵なお誘いありがとうございました！ (2020年11月9日 23時) (
レス) id: d5543b7af3 (このIDを非表示/違反報告)
柑橘みかん@crew(プロフ) - 筆ペン屋さん 極細さん» いえいえ！！こちらこそ、無理なお誘いしてすみません(汗) 本当、定期的にコメントしにきます((((( (2020年11月9日 23時) (レス) id: 0a393c33d8 (このIDを非表示/違反報告)
筆ペン屋さん 極細(プロフ) - 柑橘みかん@crewさん» ごめんなさい！本当に申し訳ないんですけど、私、占ツクで作品を見たり、書いたりすることしかやってないので、出来ないです……誘ってくださったのにすみません… (2020年11月9日 23時) (レス) id: d5543b7af3 (このIDを非表示/違反報告)
柑橘みかん@crew(プロフ) - 筆ペン屋さん 極細さん» あの！よろしければ…ボードとかでお話しできないですかね(((((こrrrr (2020年11月9日 23時) (レス) id: 0a393c33d8 (このIDを非表示/違反報告)
筆ペン屋さん 極細(プロフ) - 柑橘みかん@crewさん» 私も嬉しいです！ダメです逝かないでください((( (2020年11月9日 23時) (レス) id: d5543b7af3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：筆ペン屋さん 極細 | 作成日時：2020年7月27日 0時
